サモンナイト2
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ジャンル | シミュレーションRPG |
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対応機種 | プレイステーション ニンテンドーDS |
開発元 | フライト・プラン |
発売元 | バンプレスト バンダイナムコゲームス(DS版) |
人数 | 1人 |
メディア | CD-ROM |
発売日 | 2001年8月2日(通常版) 2003年11月6日(PSone Books) 2008年8月7日(DS版) |
価格 | ¥5,800(通常版) ¥2,800(PSone Books) ¥5,040(DS版) |
対象年齢 | CERO: A |
売上本数 | 13万本(PS版) 4万本(PSone Books版) |
サモンナイト2は2001年8月2日に発売されたプレイステーション用のシミュレーションRPGで、サモンナイトシリーズの第2弾。現在はPSone booksで廉価版が発売されている。また2008年8月7日にニンテンドーDSでリメイク版が発売される予定である。後日談を描いた小説やドラマCDも発売されている。
目次 |
[編集] 作品概要
『サモンナイト』の続編。名もなき世界から召喚された前作主人公とは違い、今作主人公はリィンバウムの住人である。
[編集] システム
基本的に前作のものを継承しているが、クラスチェンジ条件や召喚術を使用する際の条件が大幅に変更されたため、ユニット能力においても、召喚師とそれ以外のキャラクターとの違いが明確化された。
- ギャラリー
ゲームプレイ中に入手した設定イラストなどをいつでも閲覧できる。
- 無限界廊(むげんかいろう)
本作から導入されたエクストラステージ。特別な空間に繋がっていて、様々な世界の敵たちと戦うことが出来る。
- 番外編
特定の条件を満たしてエンディングを迎えた後でプレイできる新たな物語。前作のキャラクターたちが登場する。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] あらすじ
蒼の派閥の卒業試験にぎりぎり合格し、晴れて一人前の召喚師となった主人公は、派閥上層部から「諸国視察」の任務を命じられた。しかし、事実上の追放処分ともいえるこの命令には、主人公を疎む者たちの謀略があった。 リィンバウムにおいて、召喚師はそれぞれ特有の家名を持ち、先祖が積み上げてきた召喚術の秘伝を受け継いでいくことが重要視されている。そういった慣習の中で、主人公は家名を持たず、己の実力のみで召喚師となった平民出身の召喚師、いわゆる「成り上がり」であった。ある種の特権階級である召喚師の中にあって、「成り上がり」の召喚師は蔑視されていたのである。
自らを追放するための策略であると知りつつも、主人公はあえて派閥上層部の命に従い、諸国視察の旅へ出ることを選んだ。 同じ師範の下で学ぶ兄弟子のネスティ、誓約を結んで間もない護衛獣と共に、主人公は与えられた任務を全うしようとする。
それが、自分自身に課せられた宿命と向き合う、過酷な試練であることも知らずに……。
[編集] キャラクター
[編集] 主人公
幼少時、偶然サモナイト石に触れたことで暴走を引き起こし、蒼の派閥によって保護された。以降は蒼の派閥師範ラウル・バスクに師事している見習い召喚師。
卒業試験にぎりぎり合格し、一人前の召喚師と認められたのをきっかけに、兄弟子のネスティ、誓約を結んで間もない護衛獣と共に諸国を巡る視察の旅に出る。
家名を持つ召喚師が多い中で、一般市民から召喚師になることを一部の召喚師からは平民上がりなどと蔑まされるケースがあり、主人公も例外ではなく辛い幼少時を送っているが、それを表に出すことなく人前では明るく振舞う。持ち前の明るさと勇気で多くの困難に立ち向かっていく。名称変更可。誓約者が現れるまでは最強の召喚師と謳われていた「調律者」クレスメント家の末裔である。
- マグナ
- 声:岸尾大輔(ドラマCD、クラフトソード物語2)
- 男性主人公。楽天家でのんき者であるが、やるときはちゃんとやるタイプ。
- トリス
- 声:木村郁絵(ドラマCD)/浅野真澄(クラフトソード物語2)
- 女性主人公。活発なお調子者だが、明るい性格で皆を引っ張っていく芯の強い少女。
[編集] パートナー
幼い頃から主人公と同じ師範に師事している兄弟子・ネスティと、諸国視察の旅で出会った少女・アメル。本作のキーパーソンとなる存在で、主人公とは深い因縁で結ばれている。
- ネスティ・バスク
- 声:緑川光
- 男性パートナー。蒼の派閥師範ラウル・バスクの養子で主人公の兄弟子。
- 機界・ロレイラルの召喚術を得意とし、その能力はかなりのもの。主人公に課せられた視察の旅にお目付役として同行する。
- 性格は極めて冷静かつ理知的。かなりの毒舌家で、特に主人公に対しては、その立場ゆえかことさら厳しく「君はバカか?」と説教をしたり、たしなめたりする事は日常茶飯事。
- 進んで他人と関わろうとはしないため、交友関係は皆無に等しい。養父ラウルや先輩であるギブソンやミモザ、そして主人公は彼が心を許している数少ない人間である。ロレイラルから亡命してきた融機人(ベイガー)の一族の末裔であり、数少ない生き残り(他には「3」に登場するアルディラがいる)。融機人はリィンバウムの病気に対する抵抗が無いため、抗病剤をフリップから受け取る代わりに主人公の監視を命じられていたが、フリップが失脚してからはラウルから受け取るようになった。
- アメル
- 声:桑島法子
- 女性パートナー。聖王国内のレルム村で「聖女」としてまつりあげられていた少女。
- 他者の心に触れることで傷を癒す力を持っているが、力に目覚める前は、祖父のアグラや幼なじみのロッカ、リューグたちと平和に暮らす素朴な村娘だった。「聖女」という立場から、清楚に振舞ってはいるが、本来は気さくでおてんば、ややおっちょこちょいな性格。
- 主人公は、アメルが木登りをしていた時に誤って落ちたのを助けたのをきっかけに知り合う。おいもが大好物。豊穣の天使アルミネの生まれ変わりである。
[編集] 護衛獣
主人公が卒業試験の課題として誓約を結んだ護衛獣。当初は自らが置かれた立場に戸惑っていたが、主人公たちとの視察の旅を通して徐々に絆を深めていく。
- レオルド
- 声:川津泰彦
- 機界・ロレイラルから召喚された機械兵士。とても有能であり、主人公には忠実。充電を兼ねた日光浴が大好きで、猫が苦手。
- 主人公や仲間たちとの対話や黒の旅団との戦いの中で、徐々に人間らしい感情を学んでいく。優秀ではあるが、機体自体はロレイラルでは一世代前の代物である。
- 物理攻撃・防御力に優れた護衛獣だが、機械であるゆえに魔法攻撃力・防御力に劣る。
- ハサハ
- 声:ゆかな
- 鬼妖界・シルターンから召喚されてきた妖狐の化身。人間になるために必要な魔力を胸に抱いた宝珠に蓄えている。
- 無口で純粋な心の持ち主だが、人間に化身できるようになって間もないので、好奇心が旺盛な一面もある。昼寝とお揚げが大好き。
- 直接攻撃は苦手な反面、魔法攻撃力が高く強力な特技も覚えるため、後方からの援護が得意。
- バルレル
- 声:阪口大助
- 霊界・サプレスから召喚された生意気な悪魔。人間が大嫌いで、主人公を「ニンゲン」、アメルを「オンナ」と呼ぶなど、口の悪さはかなりのもの。
- 実は強大な力を持っていて「狂嵐の魔公子」と呼ばれる大悪魔だが、主人公との誓約によって少年の姿にされている。そのため大好物の「さけ」が飲めないことに不満を持っている。(飲もうとするたび、アメルに取り上げられる。)
- 槍による間接攻撃や召喚術もそこそこ使えるバランス型の護衛獣。
- レシィ
- 声:佐藤智恵
- 幻獣界・メイトルパより召喚されたメトラル族の少年。幼少時の病気が原因で角を切り取られてしまっており、本来の力を出せずにいる。
- 世話好きで家事全般が得意(角がないことで、一族の間で一人前の男として認められずに女性と同じ仕事をしていたため)。気弱で泣き虫でだが、それゆえに強い者に対する憧れは人一倍ある。お肉よりも果物が好き。
- 近接攻撃型の護衛獣。敵の動きを封じる特技を覚える。
[編集] 蒼の派閥
- ラウル・バスク
- 声:掛川裕彦
- 蒼の派閥師範。主人公とネスティの師範であり、ネスティの養父。
- 思慮深く公正な人物で、親のない二人を実の子のように慈しんでいる。
- フリップ・グレイメン
- 声:田中亮一
- 蒼の派閥幹部。物資の調達・管理を任されている。
- 嫉妬深い性質で、家名を持たない「成り上がり」である主人公を目の敵にしている。
- ギブソン・ジラール
- 声:杉田智和
- 主人公とネスティの先輩にあたる蒼の派閥召喚師。相棒のミモザとは同じ師範の下で学んだ兄弟弟子。前作に引き続き登場。前作に比べて性格がより穏やかになっている(相手が後輩ということもあるが)。
- 黒の旅団に追われる主人公一行をミモザと共に自宅にかくまった。なお、ネスティはギブソンを崇拝している節がある。
- デスクワークタイプで体力勝負は苦手なものの、根気だけは人一倍ある。根っからの甘党。
- ミモザ・ロランジュ
- 声:根谷美智子
- ギブソンの相棒である蒼の派閥召喚師。ギブソンと同居している。前作に引き続き登場。
- 家名を持たない「成り上がり」である主人公や、人見知りをするネスティにも気軽に接する、偏見のない優しい女性。
- 相棒のギブソンとは対照的に、フィールドワークタイプで、辛いもの好き。
- グラムス・バーネット
- 声:川津泰彦
- 蒼の派閥議長で、ギブソンとミモザの師範。前作に引き続き登場。
- ラウル、フリップとは同じ師範の下で学んだ兄弟弟子。
[編集] 黒の旅団
旧王国最大の軍事力を有する崖城都市・デグレアの特務部隊。聖女と噂されているアメルを拉致するため、レルム村を襲撃した。
- ルヴァイド
- 声:置鮎龍太郎
- 黒の旅団の総指揮官。黒い甲冑を身にまとっていることから、「黒騎士」と呼ばれている。
- 旧王国軍人としての責務と、自身の騎士道精神との狭間で苦悩している。
- イオス
- 声:小松由佳
- ルヴァイドの腹心の部下で特務隊隊長。旅団きっての槍術の使い手。
- ルヴァイドを妄信的に尊敬しており、彼に対する侮辱には真っ先に敵愾心をあらわにする。
- ゼルフィルド
- 声:増谷康紀
- デグレアによって発掘された機械兵士。型番は後方支援型LD565で、高度な索敵能力と射撃能力に優れている。
[編集] 金の派閥
- ミニス・マーン
- 声:今野宏美
- 金の派閥議長ファミィ・マーンの一人娘。前作に登場したマーン三兄弟の姪。主人公達より幼いが、これでも見習い召喚師。
- 辺境の地で働く叔父たちのような立派な召喚師になるのが夢だが、精神的にまだ未熟。
- だが、子ども扱いは意に沿わないようで、非常に負けず嫌い。何故か杖の代わりにホウキを代用している。
- マーン一族は霊属性召喚術と相性が良いが、唯一彼女だけは獣属性の召喚術を得意としている。それが彼女の出生の秘密にも大きく関わっている。
- 聖王都で大切な物をなくしてしまい、それを探していた時に主人公たちと知り合った。
- 前作『サモンナイト』のサイドストーリーを描いた小説「帰るべき場所へ」から続いて登場。
- ケルマ・ウォーデン
- 声:野田順子
- 金の派閥の名門・ウォーデン家の女当主。不甲斐ない愚弟たちに散々手を焼いている。
- 一度見たら忘れられないくらいド派手な格好をしており、それなりにやばいお年頃。
- ある品物をめぐって、ミニスと不毛な争いを繰り広げ、その過程でカザミネに惚れることになる。
- ファミィ・マーン
- 声:川浪葉子
- 金の派閥議長。聖王都南西の港街ファナンの顧問召喚師も務めている。ミニスの母であり、前作に登場したマーン三兄弟の異母姉。
- おっとりした外見とは違って、自他共に厳しい性格。異母弟たちに召喚術を教えた時には、超がつくほどのスパルタ教育だったらしい。
- シルヴァーナ
- ミニスの親友の白い飛竜(ワイヴァーン)。
[編集] その他のキャラクター
- フォルテ
- 声:増谷康紀
- 主人公一行が聖王都で最初に出会った二人組の冒険者の一人。大柄で野性的な風貌をしている剣士。相棒であるケイナの記憶を取り戻す方法を求めて大陸を旅している。
- 陽気で面倒見がいい性格ではあるが、調子に乗りやすいのが玉に瑕で、いつも下らないことを言っては、ケイナの鉄拳を受けている。
- 高貴な血筋の生まれらしいが、詳しい事情と経緯はゲーム中では一切語られず、後日談を描いた小説で明らかになっている。
- 剣や大剣を自在に操る前衛型。攻撃力・防御力は共に高く、前衛の要となりうる。
- ケイナ
- 声:鶴ひろみ
- フォルテと組んで旅をしている女冒険者。記憶を失い森の中で倒れていたところをフォルテに助けられ、彼と行動を共にする事になる。
- リィンバウムでは珍しい見事な黒髪や、身にまとっている衣装から、鬼妖界シルターンの出身らしいが詳細は不明。
- 物静かで優しい女性ではあるが、相棒フォルテへのツッコミ(裏拳)は鋭く容赦がない。
- 刀、そして唯一弓を扱える数少ない遠距離攻撃型。魔法攻撃力もそこそこで、オールマイティーに活躍できる。
- ロッカ
- 声:野島健児
- レルム村の自警団リーダー。幼くして両親を亡くし、弟のリューグと共にアメルの祖父であるアグラバインに引き取られた。
- 温厚で日和見主義。そのため、好戦的なリューグとは確執が絶えない。剣と槍を使いこなす。
- リューグ
- 声:菅沼久義
- ロッカの双子の弟。兄と同じく、レルム村自警団に所属している。彼もロッカやアメルと共に、アグラバインに育てられた。
- 兄のロッカとは対照的に気性が荒く、口下手で愛想が悪いと思われがち。斧と大剣を使いこなし、戦闘能力はフォルテに引けを取らない。
- アグラバイン
- 声:佐藤正治
- アメルの祖父であり、両親を亡くした双子を引き取って育ててきたきこりの老人。村人たちからは「アグラ爺さん」と呼ばれ慕われている。
- また、その歳からは考えられないほどの力を持っており頼りにされている人でもあるが、自身の過去はかたくなに語ろうとしない。
- モーリン
- 声:萩森侚子
- 港街ファナンで下町の用心棒をしている女格闘家。黒の旅団の襲撃から逃れてきた主人公一行を自宅にかくまった。
- おおらかな性格で男女の区別なく他人と接するが、根は純情であり、異性と二人っきりになるとあがってしまうことがある。
- ストラ(気功のようなもの)の使い手で、フォルテ、リューグに比べると必殺の一撃を出したり、攻撃を回避しやすい。
- カザミネ
- 声:細井治
- シルターン出身の流浪のサムライ。前作に引き続き登場。
- 路銀が尽きて腹を空かせていたところを主人公に救われ、その一宿一飯の恩義から主人公一行の仲間に加わった。
- 自分を召喚した召喚師が死亡したため、はぐれ召喚獣となってしまった。得意の居合い斬りは飛んでくる大砲の弾だけでなく、城門ですら両断するほど。
- 剣の道を究めることに生涯を捧げるが、煩悩断ちがたく、その道は険しいようである。胸が豊満な女性が好みのようだ。
- ATとTECの伸びが良く、頻度の高いクリティカル攻撃が強力だが、HP、物理、魔法防御が弱く打たれ弱いので、その辺りにも気を遣わなくてはいけない。
- レナード
- 声:戸谷公次
- 名もなき世界から召喚された中年刑事。出身はステイツのロス。
- ヘビースモーカー(召喚されてからは風味いまいちのもので我慢)で、コーラとホットドッグが好物。
- 事故によってリィンバウムに召喚された上、自分を召喚した召喚師が死亡したため、はぐれ召喚獣となってしまった。
- 主人公と同じくらいの年になる娘がおり(妻とは既に離婚しており娘は妻の下にいるので、離れて暮らしている)、そのためか他の登場人物とは違って元の世界に帰ることにかなり執着している。そのためにいつか召喚師に弟子入りして、帰るための強力な魔力を身につけるつもりのようだ。年若い主人公には、その歳の貫禄と視点からいろいろとアドバイスをしてくれる。
- 同じ名もなき世界の出身である前作の主人公、父親がその出身である「4」の主人公と同じく、全属性の召還術を使うことができるが、全てCクラスなので実用的ではない。
- ルウ・アフラーン
- 声:小松里賀
- 派閥に属さなかった召喚師の一族・アフラーン家の末裔。サプレスの召喚獣たちと共に、アルミネスの森の中で暮らしていた。
- 幼い頃からずっと森の中で育ったため、外の知識は家にある祖母の蔵書から得た知識しか知らない。
- そのため、主人公一行に出会って森の外へ出るようになると、見るものが全て新鮮に見え好奇心旺盛な一面を見せるようになる。
- 言動だけ見るとしっかり者にみえるが、実際はかなりそそっかしくて子供っぽい。「田舎者じゃないもん」とは本人の談。今まで食べたことがないせいで、甘いお菓子には目がない。とりわけケーキは大好物で、パッフェルのお店を手伝うくらいである。
- シャムロック
- 声:草尾毅
- 三砦都市トライドラの砦の一つ、ローウェン砦の守備隊長。
- フォルテとは旧知の間柄で彼の出自を知る数少ない人物であり彼に対して敬語で接する。
- 黒の旅団の襲撃によって全ての部下を失い、自身も重傷を負っていたところをフォルテに救出され、その後主人公の一行に加わる。
- 性格は正義感が強く生真面目。また極度の下戸で全く酒が飲めない。見習い時代はフォルテの無茶(闇討ちなど)に無理矢理付き合わされた苦労人。
- パッフェル
- 声:ゆかな
- 神出鬼没の鉄腕アルバイター。陽気でつかみどころのない女性。なぜか主人公の行く先々に現れる。
- 異常なまでに働き者で、ケーキ宅配のバイトから郵便配達等、さまざまな仕事をかけ持ちしている。
- かつては暗殺者稼業をしていたという経歴もある。サモンナイト3のヘイゼルと同一人物である。
- ユエル
- 声:鉄砲塚葉子
- 幻獣界メイトルパ出身のオルフル族の少女。暗殺の道具として外道召喚師に召喚された。
- リィンバウムの常識すらも教えられなかったため、召喚師の元から逃げ出した後は聖王都でかっぱらいをしていた。
- シオン
- 声:井上和彦
- 聖王都を中心に開いている屋台「蕎麦処あかなべ」の大将。前作に引き続き登場。
- 温和な雰囲気とその容姿から、実年齢よりも10歳は若く見える。物腰の柔らかい語り口でさまざまな相談に乗っている。
- なお、彼は蕎麦屋の大将として気さくにふるまっているものの、その正体はシルターン独自の凄腕の忍術使い、「シノビ」である。
- 忍びの術だけでなく、薬草に関する知識も豊富。弟子には厳しいらしく、穏やかな笑顔で問いただす時ですら怖いらしい。問いただすときのセリフは「…アカネさん?」。
- メイメイ
- 声:小松由佳
- 聖王都やファナンで占いの店を開いている謎多き女性。無類の酒好きで、店の代金を酒で求めるほどである。
- エクス・プリマス・ドラウニー
- 声:阪口大助
- 主人公が聖王都で出会った人懐こい少年。身にまとっている衣装と物腰から、良家の子息と思われるが……。
- レイム
- 声:神奈延年
- 真実の歌を求めて大陸をさすらう白皙の吟遊詩人。幾度か主人公たちの前に現れ、忠告を与えてくれる。
- ジャキーニ
- 声:稲田徹
- 海賊団・ジャキーニ一家の頭領で、自称「海賊召喚師」。
- 港街ファナンに攻め込むも、モーリンと主人公たちの返り討ちに遭い、お仕置きを受けるためにファミィに引き渡されてしまった。
[編集] エルゴの守護者
- カイナ
- 声:橘ひかり
- シルターンのエルゴの守護者を務める鬼道の巫女。前作に引き続き登場。
- エルジン、エスガルドと共に禁忌の森を調査していた時に主人公一行に出会った。
- ケイナの実妹であり、十数年ぶりに再会した姉の記憶を取り戻すため、主人公一行に同行する。
- 鬼属性召喚術を得意とし、投具や槍といった中距離攻撃もこなす事が出来る。
- エルジン・ノイラーム
- 声:高橋美佳子
- 機属性召喚術を研究する召喚師一族の末裔。エスガルドと行動を共にしている。前作に引き続き登場。
- エスガルド、カイナと共に禁忌の森を調査していた時に主人公一行に出会った。
- ネスティと同様、機属性召喚術を得意としているが、銃による遠距離攻撃もこなせる。
- エスガルド
- 声:江川央生
- 機界大戦の決戦兵器として開発された機械兵士。ロレイラルのエルゴを守護する任に就いている。前作に引き続き登場。
- ドリルによる近接攻撃や銃による遠距離攻撃が得意。また、エルジンほどではないものの機界召喚術が使用できる。
[編集] 主題歌
[編集] 小説
- サモンナイト 私だけの王子さま
- 著者:都月狩 出版:集英社
- ゲーム本編の後日談に当たる。主人公はトリス、護衛獣はバルレル。
[編集] ドラマCD
いずれもフロンティアワークスより発売。
- ドラマCD サモンナイト 界の狭間のゆりかご
- 最終決戦直前の無限界廊で起きた出来事が描かれている。主人公はトリス、護衛獣はレシィ。
- ドラマCD サモンナイト あの日のカケラ 前編
- ドラマCD サモンナイト あの日のカケラ 後編
- 続編の「3」番外編の後の物語が展開する。主人公はマグナ、護衛獣はハサハ。
[編集] 外部リンク
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