コドモノクニ
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コドモノクニとは1922年1月から1944年3月にかけて東京社から出版されていた児童雑誌。童話や音楽を中心に童話や音楽、親向けの教育的な頁もあった。
大判・多色刷で、創刊期の大正モダニズムを背景とした芸術性、デザイン性を重視した作りは子供向けという範疇を超えて新たな芸術総合雑誌ともいえるものであった。
第二次世界大戦中の用紙難で休刊されるまで通算265冊発行され、多くの作家・画家が誌面を飾った。編集顧問は倉橋惣三。編集主任は和田古江。
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[編集] 執筆者
[編集] 作家・詩人
巌谷小波、水谷まさる、楠山正雄、北原白秋(童謡顧問)、野口雨情(童謡顧問)
[編集] 挿絵画家
武井武雄、清水良雄、本田庄太郎、川上四郎、初山滋、竹久夢二、細木原青起、岡本帰一(絵画主任)、黒崎義介、秋岡芳夫
[編集] 音楽家
中山晋平(音楽顧問)