クリスティーネ・カウフマン
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クリスティーネ・カウフマン(Christine Kaufmann, 1945年1月11日 - )はオーストリア出身のドイツの女優。クリスチーネ・カウフマンの表記もある。
[編集] 来歴
ドイツ人の父親とフランス人の母親を持つ。子供の頃からバレリーナとしてオペラなどに出演。7歳のときから映画に出始めた。1958年、映画『幼な心』で主演。可憐な彼女は清純派美少女スターとして絶大な人気を誇った。
ハリウッドにも進出し期待されたが、『隊長ブーリバ』で共演したアメリカの俳優トニー・カーティスと18歳の若さで結婚。結婚後は映画界から遠ざかり、2人の娘(ジェイミー・リー・カーティスの異母妹)をもうけたが1968年に離婚した。その後、本格的に女優に復帰し、現在はドイツのテレビドラマや映画で活躍、また、舞台にも出演している。
自分のコスメティック・ブランドを持っており、美容に関する本も何冊か書いている。
[編集] 主な出演作品
- 幼な心 Die Singenden Engel von Tirol (Sag ja, Mutti) (Kleines Herz in großer Not) (1958)
- 制服の処女 Mädchen in Uniform (1958)
- ポンペイ最後の日 The Last Days of Pompeii (1960)
- 非情の町 Town Without Pity (1961)
- 基地潜入 The Phony American (1961)
- 勝負(かた)をつけろ Un nommé La Rocca (1961)
- コンスタンチン大帝 Costantino il grande (1961)
- 隊長ブーリバ Taras Bulba (1962)
- 地獄道28 Escape from East Berlin (1962)
- 放浪の剣豪 Swordsman of Siena (1962)
- ムッシュ・コニャック Wild and Wonderful (Monsieur Cognac) (1964)
- モルグ街の殺人 Murders in the Rue Morgue (1971)
- 濡れたウィークエンド/女子学生寮半裸惨殺死体の謎 Enigma rosso (1978)
- エゴン・シーレ 愛欲と陶酔の日々 Egon Schiele - Exzesse (1980)
- リリー・マルレーン Lili Marleen (1981) - ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督
- 愚か者の日 Tag der Idioten (1981)
- バグダッド・カフェ Out of Rosenheim (1987) - キネマ旬報ベストテン第6位
- 惑星アルカナル/宇宙からの使者 Es ist nicht leicht ein Gott zu sein (1990)
[編集] 外部リンク
- 公式サイト(ドイツ語、英語)
- ファンサイト(フランス語、英語、ドイツ語)
- クリスティーネ・カウフマン IMDb