クラウディア・カルディナーレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クラウディア・カルディナーレ(Claudia Cardinale, 1938年4月15日-)はイタリア人の両親のもと、チュニジアに生まれた女優である。愛称はCC。1957年、チュニジアで開かれた美人コンテストで優勝したことがきっかけで映画界入りした。
ルキノ・ヴィスコンティやフェデリコ・フェリーニの作品が代表作。1960年代にはブリジット・バルドー(BB)、マリリン・モンロー(MM)らと並ぶセクシー女優として人気を誇った。
現在、ユネスコ親善大使にも就任し、教育を通した女性の権利保護活動を進めている。子供が二人おり、1975年以来、映画監督のパスクァーレ・スキティエリと暮らしている。
[編集] 主な出演作品
- 女は選ぶ権利がある Il Magistrato (1959)
- 刑事 Un Maledetto imbroglio (1959)
- 汚れなき抱擁 IL Bell'Antonio (1960)
- 若者のすべて (映画) Rocco e i suoi fratelli (1960)
- 太陽の誘惑 I Delfini (1960)
- ブーベの恋人 La Ragazza di Bube (1963)
- 山猫 (映画) Il Gattopardo (1963)
- 8 1/2 8½ (1963) - ※キネマ旬報ベストテン第1位
- ピンクの豹 The Pink Panther (1963)
- 気ままな情事 Il Magnifico cornuto (1965)
- 熊座の淡き星影 Vaghe stelle dell'Orsa... (1965)
- 名誉と栄光のためでなく Lost Command (1966)
- ウエスタン C'era una volta il West (1968)
- 恋人泥棒 A Fine Pair (1969)
- 華麗なる対決 Les Pétroleuses (1971)
- ラ・スクムーン La Scoumoune (1972)
- 家族の肖像 (映画) Gruppo di famiglia in un interno (1974) - ※キネマ旬報ベストテン第1位
- ナザレのイエス Jesus of Nazareth (1977)
- オフサイド7 Escape to Athena (1979)
- フィツカラルド Fitzcarraldo (1982) - ※キネマ旬報ベストテン第5位
- ア・マン・イン・ラブ Un homme amoureux (1987)
- ピンク・パンサーの息子 Son of the Pink Panther (1993)
- キンスキー、我が最愛の敵 Mein liebster Feind - Klaus Kinski (1999)
- 男と女 アナザー・ストーリー And Now... Ladies and Gentlemen... (2002)