クライムファイターズ
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クライムファイターズ (CRIMEFIGHTERS) は、1989年にコナミ(現コナミデジタルエンタテイメント)から発売されたベルトスクロールアクションゲーム。
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[編集] クライムファイターズ
記念すべき1作目。筐体は2人用と4人用があり、システムが筐体によって違う。2人用は残機+エネルギー制で、残機が全て無くなるとゲームオーバーとなる。4人用はエネルギー制で、敵に攻撃されるか1秒経過するとエネルギーが減り、エネルギーが0になるとゲームオーバーとなる。ライフを回復するには、コインを入れてライフを回復させるか、ステージクリアまで待つ、の2通り。4人用はアタリの『ガントレット』の筐体を使用しているため、使用ボタンが2人用より1個少ない2個となっている。『ダブルドラゴン』(初代)を意識したゲームらしく、1Pキャラは青いジーンズを履いたキャラで、2Pキャラは赤いジーンズを履いたキャラになっている。4人用では黄色ジーンズのキャラと緑ジーンズのキャラも加わる。全ステージクリアするとエクストラステージのボスラッシュステージを挟んで2周目が開始される。(2周エンド)
[編集] アイテム
アイテムを持った敵を倒すと手に入る。全部で3種類あり、プレイヤーが一度でもダメージを喰らうかステージクリアすると無くしてしまう。2周目では次のステージに持ち越すことが可能で、1周目より楽にゲームを進めることができる。
- ナイフ
- 刺す事しかできない上に、リーチが短い。
- 鉄パイプ
- リーチが長いが、隙がある。
- 拳銃
- リーチが無制限にある上に弾数制限がないので、最強の武器。
[編集] ステージ構成
- ステージ1
- 駅のホーム
- ステージ2
- 電車の中
- ステージ3
- ダウンタウン
- ステージ4
- 工場
- ステージ5
- ビルの屋上
- ステージ6
- スラム街
- ステージ7
- 港
- ステージ8
- 敵の本拠地
[編集] クライムファイターズ2
1991年に『クライムファイターズ』の続編として、本作が稼動した。キャラクターセレクト制や回復アイテムなど、『ファイナルファイト』を意識した作りになっている。
[編集] ストーリー
デットエンドシティを死と暴力で支配したギャングのボスファウストはその力をさらに広げるため、他の街へも手をのばそうとしていた……。だが、彼の野望の前にただ一つ立ちはだかるものがあった……。コブラズである……。
[編集] コブラズのメンバー
- プレイヤーキャラクター
- サブキャラクター
-
- KATE
- HAWKの妹のブロンド美女。彼女がファウスト一味に攫われたため、プレイヤーの4人は一味に戦いを挑む。
[編集] 武器アイテム
- ドラム缶、タイヤ、樽
- 転がして攻撃する。うまくいくと敵に連続ヒットする。
- 小麦粉が入っている袋
- 敵を咳き込ませる。
- 釘つきバット
- 振り回して攻撃し、敵を壁にぶっ飛ばす。
- 鞭
- リーチが非常に長く、攻撃力もなかなかの武器。
- チェーン
- リーチが短いが、攻撃力はなかなかの武器。
- 木箱、ゴミ箱
- 投げて攻撃する。たまにアイテムが出てくる。
- バケツ
- 相手の頭部に被せて攻撃不能にする。
- ビール瓶
- 殴って攻撃するが、一度しか使えない代わりに威力が高い。
- レンガ、植木鉢
- 投げて攻撃する。特にレンガは雑魚なら一撃で倒せる。
- ダイナマイト
- 投げて攻撃するが、一定時間が経たないと爆発しない。
- 火炎瓶
- 投げ付けると広範囲にわたって燃え上がる。威力も高い。
- ナイフ
- 前作同様に刺すことしかできない。
- 銃
- 前作の拳銃と同様の使い方だが、今回は弾数制限がある。
[編集] 回復アイテム
- 牛乳
- 回復量は小。
- ホットドッグ
- 回復量は中。
- 鳥の丸焼き
- 回復量は大。
[編集] ステージ構成
- ステージ1
- デットエンドシティの入口
- ボスはバスゾー・ブラバード。電動ノコギリで攻撃してくる。
- ステージ2
- 工事現場
- 中ボスはジョー・オオスギ。鎖鎌や手裏剣で攻撃してくる。
- ボスはミッシング・リンク。体に巻きつけたチェーンで叩いたり、ヒッププレス攻撃をしてくる。
- ステージ3
- ダウンタウン
- ボスはルード・ブラザーズ。巨漢と小人のコンビで、2人がかりで攻撃してくる。
- ステージ4
- 港
- ボスはクルエル・カート。錨で攻撃してくる。
- ステージ5
- スラム街
- ボスはファウスト。タフな上に、体力が減るとショットガンを持ち出して乱射する。
- エクストラステージ
- ボスラッシュ。