キョートリアル!コンニチ的チュートリアル
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キョートリアル!コンニチ的チュートリアル(-てき-)は、お笑いコンビのチュートリアル(徳井義実・福田充徳)がパーソナリティをつとめ、KBS京都が製作・放送しているラジオ番組。2002年4月4日より放送されている。
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[編集] 概要
京都出身のチュートリアルがパーソナリティということで、京都人にしか分からないローカルネタが満載なのがこの番組の魅力のひとつ。余計なアシスタントもいないので、二人の生のトークをゆったりと聞くことができるほか、従来のラジオではなかった斬新な企画も次々と飛び出している。徳井、もしくは福田のちょっとした一言が大きな企画に発展することもしばしば。番組開始から、チュートリアルの2人と、構成作家を兼ねたディレクター1人の計3人で展開される番組のスタイルを現在でも貫き通している。最近のキョートリアルは、チュートリアルが全国区での活動を増やしたことで、地方局での放送ながら、各地からメールが送られている。
[編集] ネット局と放送時間
- KBS京都
- 2002年4月4日〜2005年9月29日 - 木曜24:00-25:00(金曜未明0:00-1:00)
- 2005年10月8日〜現在 - 土曜22:00-23:00
- 南海放送
- 2004年10月3日〜2005年3月 - 日曜20:00-21:00(KBSから3日遅れ)
- 2007年7月7日〜 - 土曜23:00-23:30(30分に編集)
- 山陰放送
- 2008年3月31日〜 - 月曜 19:30−20:00
- 新潟放送
- 2008年3月31日〜 - 月曜 20:00−20:30
- 西日本放送
- 2008年3月31日〜 - 月曜 21:30−22:00
- 北日本放送
- 2008年3月31日〜 - 月曜 23:30−24:00
- 九州朝日放送
- 2008年3月31日〜 - 月曜 24:30−25:00
- ラジオ大阪
- 2008年4月2日〜 - 水曜 23:30−24:00
- 山陽放送
- 2008年4月3日〜 - 木曜 23:00−23:30
- 静岡放送
- 2008年4月4日〜 - 金曜 21:30−22:00
- 長崎放送
- 2008年4月5日〜 - 土曜 16:00−16:30
- ラジオ関西
- 2008年4月5日〜 - 土曜 18:30−19:00
- 山梨放送
- 2008年4月5日〜 - 土曜 23:00−23:30
- 中国放送
- 2008年4月5日〜 - 土曜 23:00−23:30
- 大分放送
- 2008年4月6日〜 - 日曜 22:30−23:00
[編集] 現在放送中のコーナー
- オープニング留守電&徳井モノマネ
- 毎週、徳井と福田が交代で、日々の生活の中で見つけたこと、気になったこと、疑問に思っていることを番組専用の留守番電話にメッセージとして残し、それを基にオープニングトークを進める。番組開始当初は交代制ではなく、二人のメッセージを毎週放送していた。最近では、タイトルコールの後に徳井が有名人のモノマネをしている。
- 週刊リアル情報局
- 「身の回りの不思議なこと、気になることをリスナーから募集し、その理由を僕たちチュートリアルが推測していくコーナーです」と言ってはいるが、つまるところ普通のおたよりのコーナー。一通のメールから二人の学生時代の話、恋愛話、結婚観から交友関係、仕事の話など思わぬ方向へトークが進むことが多く、ファンならずとも必聴。
- ペラッとしゃべりんこ
- リスナーから送ってもらったお題でテーマトークするコーナー。ちなみにタイトルコールは福田なのだが、まともにタイトルを言えた事はない。
- 福田のテレフォンクエスト
- DJ福田が徳井演じる謎のキャラクターと電話でお話するコーナー。過去に大橋巨泉、瀬川瑛子、キアヌ・リーブス、トム・クルーズ、原田伸郎などの有名人が出演したが、もちろん演じているのは全て徳井。ミルちゃんやウラベ・クメミさんは過去に何度も出演した、いわば準レギュラーのような存在。
- お助けチュートリアル(不定期)
- この番組のスポンサーでもある華頂短期大学の学生が実際にキョートリアルを放送しているラジオのブースを訪れ、チュートリアルに悩み事などを相談するコーナー。
- エンディング川柳
- リスナーが日常の出来事などを五・七・五の川柳にして送るコーナー。タイトルの通り、番組の最後に一つ紹介され、採用されると徳井からのメッセージが入った短冊がプレゼントされる。
- ネタジングル
- リスナーから寄せられる大喜利のお題に対して徳井がボケる。お題を送ってくるのはほとんど固定リスナー。
- わくわく風雲徳井城!
- 徳井が建設する城についてのアイデアをリスナーから募集。
- 目指せ立ち飲み福田ジャパン!
- 立ち飲み屋が大好きな福田が最高に楽しくお酒が飲めるおすすめメンバーをリスナーから募集。
- やつはとんでもないものを盗んでいきました。あなたのこころです
- あなたの心が盗まれてしまったステキな名言を送ってもらい、ほっこりするコーナー。誰のどんな名言でも、ステキであればなんでもOK。
[編集] 過去に放送されていたコーナー
- エンディング美女を探せ!
- リスナーの周りの美女を写メールなどで送ってもらい、チュートリアルの二人がその写真を見て喜ぶというラジオ的には今までになかったコーナー。一応、番組ホームページからもその写真を見ることができるようになっている。
- 関西アレなんでなんあれなんでなん
- 関西のことなら何でも知っているラガ徳井に、日頃気になっている関西の疑問を解決してもらうコーナー。
- 関西好き好き好っきゃねん!
- 関西を盛り上げていくために、リスナーが「ここでこうして欲しい」という熱い要望などをメールで送り、それを徳井扮する「ラガ徳井」が発表、評価するというコーナー。
- 徳井レゲエ相談室
- リスナーからの相談事に、徳井がレゲエのリズムに乗せて答えるコーナー。しかし、コーナー開始第二回目からいきなり徳井の自身のアドリブとなる。第1回目の放送では、レゲエが終わった直後、徳井自身あまりのアホらしさに笑いが止まらなかった。
- クイズアナ東京
- おのぼりさんのチュートリアルが立派な東京人になるためになんとなく知っている東京のクイズの問題を送るコーナー。ただし答え(お題)は事前に徳井が決めている。
- 飛び出せ福ちゃん!!
- 仕事が終わるとすぐに家に帰る自宅大好き男、福田充徳。そんな福田を家から外に出す方法をリスナーから募集するコーナー。
- 熱血徳井ゼミ
- ニート、インターネット、オタクなど、社会の謎や疑問をリスナーからのメール紹介なども交えて、チュートリアルの2人が話し合うコーナー。キョートリアル放送200回記念を目前に、自然消滅した。
- やさしーなー徳井見聞録
- 「金曜ナマチュー」の人気コーナーが復活。街角で優しさを振りまく男「やさしーなー徳井」の目撃情報をリスナーから募るネタコーナー。「やさしーなー徳井」が去った後には、室内であろうとどこであろうと虹が架かるという。
- ワイルドワイルド充徳
- 街で見かけた福田のワイルドな姿を応募するコーナー。「顔にかけるぞ!」がお決まり文句であり、コーナー終盤には送られてくるメールの8割が下ネタになっていた。
- 福ちゃんのちょっとイイとこ見てみたい
- ワイルドワイルド光徳で福田に定着した変態というイメージを拭う為に始まった、福田のちょっといいところを紹介するコーナー。
- 教えて!みかんの国→愛媛人クイズ
- 愛媛県での放送スタートを機に、愛媛についてあまり知らない二人に地元の人から様々な愛媛情報を送ってもらうコーナー。
- チュートBOX
-
- TSC - 作家コース -
- TSCとは“チュー・スター・クリエイション”の略で、吉本の養成所“NSC”をもじったもの。内容は、リスナーから漫才やコントの台本を考えて送ってもらい、それをチュートリアルがラジオで演じてその出来を判定するというもの。判定基準は低いものから順に「見習いクラス」、「うめだ花月クラス」、「NGK(なんばグランド花月)クラス」、「有馬温泉の余興クラス」(ギャラがNGKの出番よりも若干高いことから創設されたもの)の4段階。「-余興クラス」は実際にうめだ花月などの劇場でネタとして披露される。
- 福田人クイズ
- 福田の趣味であるオートバイや酒、料理に関するクイズを出題し、リスナーに答えを考えてもらう。バイク好きのリスナーからは好評を得るが、徳井を含むバイクに興味のない他のリスナーはやや白け気味。
- 京都人クイズ
- 京都に住んでる人にしか分からないマニアックなクイズをリスナーから募集し、答えもリスナーから募集するもの。出題者と正解者にはオリジナルクリップや新京極(東京で言う渋谷)で人気の“金のうんこ”をプレゼントしていた。が、南海放送での放送開始に伴って終了する運びになった。
- 徳井っ娘。くらぶ
- プライベートで失恋の続く徳井の心を癒してくれる女性を募集するコーナー。早口言葉を言う徳井マウス、徳井に関するクイズに答える徳井クイズ、徳井とシチュエーションデートをする徳井デートの三つのチェックで審査され、合格した女性のみが入会できるというルールであったが、コーナー終了時の12人までの間、不合格者は出なかった。女性リスナーから痛烈な批判を受けていたが、反面男子リスナー(徳井は男子っ子リスナーと呼んでいた)からは多くの支持を得ていたようだ。間、一度だけ「福田っ娘。くらぶ」が放送された。
- かえうたPON
- リスナーから自由に替え歌を送ってもらい、紹介するコーナー。徳井曰く「一度も笑ったことのないコーナー」。
- ムース5%
- 「中学生の頭の中は95%がエロ、5%がムース」という感じで、様々な人々の頭の中で考えていることを「●●が**%、××が**%」といった感じでリスナーに考えてもらうコーナー。タイトルはチュートリアルの二人が中学生だった頃の男子の頭の中だという。
- 福田川料理道場
- コンビニで売っているカップラーメンやおにぎりなどを使って本格グルメを謎(?)の料理人・福田川先生が徳井とリスナーに伝授するというものであったが、その評判は惨澹たるものに。ある日突然、“修行の旅に出る”との言葉を遺しコーナー終了となったが、翌年の正月放送の際「帰ってきた福田川料理道場」として一度だけ復活した。
- プロジェクトT
- 詳細は下欄#「こらしめたいの」参照。
- 徳井トランス診療所
- 徳井がトランス調の曲に勝手に歌詞をつけてリスナーの悩みに答えるコーナー。年末には総集編として「輝け、徳井トランス大賞」が放送され、「肩こり」が大賞に輝いた。後に“プロジェクトT”へと派生。
- ケンカ上等!徳井レディースルーム
- 電話で女性に啖呵を切ってストレスを発散してもらおうという意図の基に生まれたが、諸般の事情によりたった一回のOAで終了。
- 徳井カップリングセンター
- ラジオで恋人のいない男子・女子をくっつけてあげようというタイトル通りのコーナー。
- 徳井カンタービレ!
- 多忙な現代人は今「癒し」を求めています。リスナーの「○○で疲れました」というメールに、天才ピアノマン徳井カンタービレが、ピアノの旋律にのせて、疲れの原因を取り除く解決法を唄い、癒すというコーナー。昨今はタイトルコールで「パリオアンドラフォーレ!」[1]と叫んで福田から怒られるという件が定番化している。ちなみに徳井カンタービレは江ノ島などでもイベントを開いているという設定で、観客から「先生」と声をかけられることが多いということになっている。(2007.3~2008.3)
- 徳井リサーチ
- 徳井が世の中について調べるという、番組開始時からあったコーナー。
- 先生大好き!
- 「教育改革」で最も重要なのは、教師と生徒のコミュニケーション。熱血教師の徳井先生と福田先生が、リスナーと電話でお話して、様々な悩みに対するアドバイスを行う。最後にリスナーが、どちらの先生がより良いアドバイスをしたか選び、「○○先生、大好き!」と叫んでもらうコーナー。
- ※このコーナーはお蔵入りとなっている。その理由は、最近のキョートリアルは収録のため、リスナーと電話をすると、ズレが生じるため
[編集] エピソード
- 第64回の放送では、福田のテレフォンクエストのコーナーに、ドッキリでオーケイが登場。
- 第100回と第200回の放送記念には、オープニング留守電の代わりに先輩芸人である今いくよ・くるよのお祝いメッセージが流れた。
- 第119回には、福田のテレフォンクエストのコーナーにオーケイとチョップリンが乱入
- 第128回の放送では、「福田のテレフォンクエスト ベスト10」が発表された。
- 第154回の放送では、ゲストとしてジャンクションが参加した。
- 第219回の放送では福田のテレフォンクエストのコーナーでライス兄弟が登場。生歌を披露した。
- 第224回の放送をもって、金曜ナマチュー時代から長年お世話になったDのI(ディレクターのイトウさん)がキョートリアルを卒業。後任として、DのN(ディレクターのニシノさん)が引き継いだ。
- 第249回の放送では、M-1グランプリ優勝後の秘話を語った。(「週刊リアル情報局」を延長し、「関西アレなんでなんあれなんでなん」と「ベラっとしゃべりんこ」のコーナーはお休みだった。)
- 第250回のテレフォンクエストのコーナーには、長きに渡り、ネタジングルなどのコーナーを支え続けている2人のリスナーが電話で特別出演を果たした。(このリスナーのうちの一人は、ナインティナインのオールナイトニッポンでハガキ職人をやっている)
- 第303回の放送では、福田が寝過ごし収録に遅刻。結局、番組史上初となる徳井一人での放送となった。
- 第309回の放送では、徳井が収録に遅刻し、放送前半を福田一人で担当した。
[編集] 公開録音
これまで5回行われている。公開録音時には、構成作家のくらやんが参加することがある。
日付は放送日。#(数字)は通算放送回数。
- #17・カタタリアル!@ダイエー堅田店(2002年7月25日)
- #19・リョーヨリアル!@京都両洋高校(2002年8月8日)
- #27・アバンティリアル!@アバンティ前サンクンガーデン(2002年10月3日)※アバンティとは、京都駅八条口にあるファッションビル。
- #78・ブルーメリアル!@滋賀農業公園ブルーメの丘(2003年9月25日)
- #150・バレンタインリアル!*@京都外国語専門学校(2005年2月10日)
- #153・ドコモリアル!*@???(2005年3月3日)
- #192・パルコリアル!@大津パルコ(2005年11月25日)
[編集] 「こらしめたいの」
番組内のコーナー“徳井トランス診療所”が“プロジェクトT”となり、そこから生まれたトランス調の楽曲。アーティスト名の由来は“チュートリアル”+“トランス”=“チュートランス”。リスナーから日ごろムカついていることなどを募り、それを二人が脚色した後、プロの手によってレコーディングやトラックダウンなどが行われた。カップリングに収録されている「うさぎちゃんの耳」と「コロの歌」は二人が小さいころから暖めてきたオリジナル曲。CDは限定1000枚、インディーズ盤であったため、現在ではほぼ入手不可能である。これまでに二人による生歌は二回披露されており、番組内では、公開録音などのスペシャルウィークの時にかかる確率が高い。
[編集] 関連項目
- チュートリアルの金曜ナマチュー - キョートリアルの前身番組として、フリーウェーブ枠で2001年10月から2002年3月まで放送された。
[編集] 脚注
- ^ 京滋地区の人間にはなじみ深い京都南インターにあるラブホテル。正式表記は「ホテルパリオ&ラフォーレ」。KBS京都では必ず流れているローカルCMとしてもおなじみ。「徳井カンタービレ!」に語尾と語呂が似ている事からチョイスされたと考えられる