オウシュウトウヒ
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?オウシュウトウヒ(クロンキスト体系) | |||||||||||||||||||||
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オウシュウトウヒ |
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Picea abies | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
オウシュウトウヒ(欧州唐檜) |
オウシュウトウヒ(欧州唐檜、Picea abies)はマツ科トウヒ属の針葉樹。別名、ドイツトウヒ、ヨーロッパトウヒ、ドイツマツ。
[編集] 特徴
ヨーロッバ原産の常緑針葉高木で、アルプスなどの山岳地帯や、スカンジナビア半島の北方針葉樹林の主要樹種である。花期は5月頃。公園や庭園によく植えられている。材木としては、建築材、ヴァイオリンの表板やピアノの響板などの楽器用に使われる。
ヨーロッパではクリスマスツリーとしてもよく使われが、日本ではモミを使うことが多い。これは本種の学名Picea abiesの下半分「abies」が、モミ属の属名「Abies」と同一であるため誤訳され、「クリスマスツリーに使う木はモミである」と誤解されたまま広まってしまったためである。[要出典]