エンタの味方!
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エンタの味方!(えんたのみかた!)は、TBSテレビで2007年4月5日から放送されている関東ローカルの深夜番組で、放送時間は毎週木曜深夜26:25~26:55。かつてはBS-iでも放送されてきたが(3日遅れの日曜深夜26:00~26:30)、2008年3月をもって諸般の事情で打ち切られた。
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[編集] 番組概要
『E娘!』の後枠として2007年4月5日より放送開始(当時は毎週木曜深夜26:25~26:52)。「人気芸人になるためのエンターテイナー育成学校」と銘打って、TBSのエンタテインメント情報を教材に芸人たちがプレゼンテーションを披露し、話術を鍛えることを目的としている。
[編集] 第1期(2007年4月~2008年4月)
芸人たちのプレゼンテーションおよび自由研究(ある特定のテーマに沿ったコント)を評価するのは、2人の水着姿の聴講生(いずれも女性)で、プレゼンテーションの最中、そのイベントや映画に行きたい、もしくはそのDVDが欲しいと思ったときは「行く(欲しい)ボタン」を押す(回数制限なし)。これとは別に全体の評価を出すときは星の数で評価し、3つ星(2008年に入ってからは6つ星)を満点として0.5星刻みで点数に相当する星の数を出している。最終的に最も評価の良かった芸人コンビに対しては、聴講生からの「ご褒美」として「ワンダーロープ」と題し、芸人コンビが回す長縄跳びに水着姿の聴講生が飛び跳ねて、芸人コンビがいい思いをするという手筈になっていた。
なお番組開始当初、行く(欲しい)ポイントを貯めると豪華商品と交換できることになっていたが、MCが西田真生に交代した後は、この制度は消滅したものと思われる。
[編集] 模倣番組宣言
この『エンタの味方!』という番組タイトル。第1回の放送で、芸人たちが当然のように『エンタの神様』(日本テレビ)に似ていると指摘したところ、初代MCの豊田綾乃は「パクリです。」とあっさりと認めた。「行く(欲しい)ボタン」は『トリビアの泉』(フジテレビ)の「へぇボタン」から引用し、ボタン自体は自局の『リンカーン』の小道具(おそらく「どんだけ〜ボタン」か?)を借りたものだという。番組では触れていないが、芸人のプレゼンテーション全体に対する評価方法(先述)にしても自局の『チューボーですよ!』から流用している。豊田はこの番組について「(各局の人気番組に)便乗してがんばりたい」と語ったという。
豊田の後任選びに際しては『明石家さんちゃんねる』に倣って、一般公募を実施。こうして起用されたのが2代目MCの西田であった。なお西田は当番組の出演を機に、所属事務所をTBS関連のキャスター・芸能事務所であるクリエイティブ・メディア・エージェンシーに移籍している。
[編集] 聴講生とご褒美
当初、聴講生は番組が募集した「エンタテインメントに関心のある現役女子大生」で、普段着もしくは番組が用意したファッショナブルな衣装で登場していた。また「プロ・アマは問わない」としていたため、何らかの芸能事務所と契約している女子大生も数人いたものと思われ、2回以上出演する者もいた。例外としてアダルトビデオに出演する若い女優や、ミスマガジン2007各賞受賞者のうち4人(鹿谷弥生、あいか、伊勢みはと、山口沙紀)が出演することがあった。このAV女優やミスマガジン各賞受賞者、さらに西田時代に入ってからの聴講生は基本的に水着姿であった。
優秀な芸人に対するご褒美について、豊田時代は少し奥ゆかしさがあった。「パラダイスタイム」(のちに「ワンダータイム」)と題し、聴講生が番組のセットの裏に隠れて水着姿に着替え、主席の芸人がそのセットの裏側で聴講生といい思いをする、という構成だった。AV女優のときは番組の半年間の総決算もかねて「スイートナイトナイト」と銘打って、この回の主席キャン×キャンが彼女たちのある部分を見て(当然視聴者やほかの出演者は見えない)かなり興奮していた。一方で、ミスマガジン各賞受賞者や一部の聴講生はこの主席の芸人に対する「ご褒美」を拒否していた。
[編集] 初代MC・豊田綾乃
眼鏡を掛け、白衣姿で毎回登場していた豊田は、基本的に芸人たちに対して「サディスティック」な姿勢で臨み、オープニングでは毎回のように芸人たちに無茶振りをしていた(当然台本が存在すると思われるが)。特に流れ星に対しては「流れ」と呼んでいた上、一時期お笑いコンビの磁石との交代をちらつかせて、実際に磁石の2人がゲスト出演することもあった。流れ星以外にもハマカーンの神田に対しては、彼の姉が神田うのであることをさんざん取り上げていたため、しまいには神田はプレゼンテーションや自由研究を始める際画面に向かって「お姉ちゃん見てる〜」と姉の結婚披露宴が行われる頃まで呼びかけていた。
最後の出演のとき、番組降板のきっかけとなった自身の「できちゃった結婚」にちなみ、3組の芸人たちによるアカペラ即興ソング『産休(Thank you)』が披露され、番組を去った。
[編集] 番外編
通常の番組を休止もしくはその後に、ある特定のテーマ(映画・イベント)を採り上げる番外編が放送されることがある。これまでに放送されたテーマは次のとおり。
[編集] 出演者
- いずれも2008年4月24日放送から(3代目MC&第2期生の芸人たち)
- 森一丁(ナレーション)
[編集] 過去の出演者
- 豊田綾乃(TBSアナウンサー)(2007年4月5日~2007年11月8日)
- 西田真生(2007年11月15日~2008年4月10日)
- 第1期生の芸人たち(2007年4月5日~2008年4月10日)
[編集] スタッフ
- 企画・演出:ピッコロきど
- 構成:ISSEI★、清隼一郎、山川俊司、清水寛生
- ディレクター:金澤忠延、吉住理、横山敦士、坂口秀作、若菜久利
- アシスタントディレクター:真珠王子
- 制作プロデューサー:茂木邦彦
- プロデューサー:長生啓(TBS)
- 制作協力:第2学区
[編集] DVD
- エンタの味方! THE DVD ネタバトルvol.1 (2007年8月3日リリース)
- エンタの味方! THE DVD ネタバトルvol.2 (2007年11月7日リリース)
- エンタの味方! THE DVD ネタバトルvol.3 (2008年2月6日リリース)
[編集] 「TBS事業関連枠」の系譜
『エンタの味方!』が放映されている時間帯は2003年頃から続いている「TBS事業関連枠」で、番組の主な内容は各番組とも一貫しており、TBSが関わっているイベント・映画や同局で放映されていた番組などのビデオ・DVDを紹介することが最大の目的となっている。
しかしこの深夜の時間帯なのにも関わらず、多くのタレントを発掘・育成。
- 第1期『正三郎の部屋』…熊田曜子(地上波では初めてのレギュラー番組。番組ではコスプレを披露していた)
- 第3期『青木さやか・美人の素』…青木さやか(初の冠番組。ただし、スケジュールの都合で出演しなかった時期あり)
- 第5期『エンタの味方!』…キャン×キャン(2007お笑いホープ大賞に優勝)
TBS 木曜深夜26:25枠 / BS-i 日曜26:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
エンタの味方!
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