エルネマン
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エルネマン（Ernemann ）はドイツにかつて存在したカメラメーカー。
[編集] 概要
- 1889年 - ハインリッヒ・エルネマン（Heinrich Ernemann ）によってドレスデンに設立。
- 1898年 - ゲルリッツにあったヘルプスト・フィアル社を合併。
- 1920年 - ローデンシュトックからレンズ設計者ルートヴィッヒ・ベルテレが転職。
- 1923年 - ベルテレとアウグスト・クルーグハルト（August Klughardt ）がエルノスター（Ernostar ）10cmF2とエルノスター12.5cmF1.8を設計。エルノスターとは「エルネマンの星」の意。エルマノックスに装着されて夜間の手持ち撮影を可能にした。
- 1926年 - ツァイス・イコン設立時の母体の一つとなった。ドレスデンの本社社屋はそのままツァイス・イコンの本社社屋として使われ、その後ペンタコンの社屋としても使われた。その塔「エルネマン・タワー」はツァイスの象徴の一つであった。
[編集] 製品一覧
- エルマノックス - 1923年頃発売。エルノスター10cmF2を固定装着、1925年からエルノスター85mmF1.8に変更された。ピントは目測、ヘリコイド式。フォーカルプレーンシャッターはスリット幅と幕速を変更することで1/20-1/1000秒。アトム判の他パックフィルム、127フィルムを使用するロールホルダーが存在する。エーリッヒ・ザロモンに使用されたことが有名である。
