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エリミネーション・チェンバー・マッチ(Elimination Chamber Match )は、アメリカのプロレス団体WWEで行われるさまざまな試合形式のうちの一つである。エリック・ビショフが考案した。
[編集] 概要
3.2kmの鎖、総重量10tの鋼鉄を編みこんだ直径11m、高さ5mの金網の中に4つのガラスで出来た小部屋とリングが存在する中で行われる。基本的に6人で行われる試合形式で、最初に2人がリングで戦い他の4人はガラスの小部屋に閉じ込められて待機する。試合開始5分経過後は、ランダムでガラスの小部屋で待機していたレスラーが5分間隔で1人ずつ開放され試合に加わる。フォール、ギブアップで退場となり、最後まで残ったレスラーが勝者となる。
[編集] 歴代試合結果
- ●トリプルH vs ショーン・マイケルズ○ vs クリス・ジェリコ vs ケイン vs ブッカー・T vs ロブ・ヴァン・ダム
- (ショーン・マイケルズがトリプルHから世界ヘビー級王座を奪取)
退場順 |
スーパースター |
入場順 |
退場させたスーパースター |
1 |
ロブ・ヴァン・ダム |
1 |
ブッカー・T |
2 |
ブッカー・T |
4 |
クリス・ジェリコ |
3 |
ケイン |
5 |
クリス・ジェリコ |
4 |
クリス・ジェリコ |
3 |
ショーン・マイケルズ |
5 |
トリプルH |
2 |
ショーン・マイケルズ |
勝者 |
ショーン・マイケルズ |
6 |
|
- ○トリプルH vs ゴールドバーグ vs クリス・ジェリコ vs ショーン・マイケルズ vs ランディ・オートン vs ケビン・ナッシュ
- (トリプルHが世界ヘビー級王座を防衛)
退場順 |
スーパースター |
入場順 |
退場させたスーパースター |
1 |
ケビン・ナッシュ |
4 |
ショーン・マイケルズ |
2 |
ランディ・オートン |
3 |
ゴールドバーグ |
3 |
ショーン・マイケルズ |
2 |
ゴールドバーグ |
4 |
クリス・ジェリコ |
1 |
ゴールドバーグ |
5 |
ゴールドバーグ |
6 |
トリプルH |
勝者 |
トリプルH |
5 |
|
- ○トリプルH vs ランディ・オートン vs バティスタ vs クリス・ジェリコ vs クリス・ベノワ vs エッジ 特別レフェリー ショーン・マイケルズ
- (トリプルHが空位となっていた世界ヘビー級王座を奪取)
退場順 |
スーパースター |
入場順 |
退場させたスーパースター |
1 |
エッジ |
4 |
クリス・ジェリコ |
2 |
クリス・ベノワ |
1 |
バティスタ |
3 |
クリス・ジェリコ |
2 |
バティスタ |
4 |
バティスタ |
6 |
ランディー・オートン |
5 |
ランディ・オートン |
5 |
トリプルH |
勝者 |
トリプルH |
3 |
|
- ○ジョン・シナ vs カリート vs クリス・マスターズ vs ショーン・マイケルズ vs ケイン vs カート・アングル
- (ジョン・シナがWWE王座を防衛。ところが、エッジがマネー・イン・ザ・バンクの権利を行使し、試合終了
直後に別の試合を組ませ、王座を奪取。)
退場順 |
スーパースター |
入場順 |
退場させたスーパースター |
1 |
カート・アングル |
4 |
ショーン・マイケルズ |
2 |
ケイン |
6 |
カリート&クリス・マスターズ |
3 |
ショーン・マイケルズ |
1 |
カリート |
4 |
クリス・マスターズ |
5 |
カリート |
5 |
カリート |
3 |
ジョン・シナ |
勝者 |
ジョン・シナ |
2 |
|
- チェンバー内に有刺鉄線バット、バール、テーブル、パイプ椅子が用意されていた。
- ●ビッグ・ショー vs ボビー・ラシュリー○ vs ロブ・ヴァン・ダム vs ハードコア・ホーリー vs テスト vs CMパンク
- (ボビー・ラシュリーがビッグ・ショーからECW世界王座を奪取)
退場順 |
スーパースター |
入場順 |
退場させたスーパースター |
1 |
CMパンク |
3 |
ロブ・ヴァン・ダム |
2 |
ハードコア・ホーリー |
2 |
テスト |
3 |
ロブ・ヴァン・ダム |
1 |
テスト |
4 |
テスト |
4 |
ボビー・ラシュリー |
5 |
ビッグ・ショー |
6 |
ボビー・ラシュリー |
勝者 |
ボビー・ラシュリー |
5 |
|
[編集] 外部リンク