エダフォサウルス
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?エダフォサウルス | |||||||||||||||||||||||||||
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地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||
石炭紀後期 - ペルム紀前期 | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Edaphosaurus Cope, 1882 |
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種 | |||||||||||||||||||||||||||
Edaphosaurus boanerges |
エダフォサウルス(Edaphosaurus)は、石炭紀からペルム紀前期にかけて現在の北米地方からヨーロッパにかけて生存していた生物である。単弓綱・盤竜目(ペリコサウルス目)・真盤竜亜目・エダフォサウルス科。学名は、「舗道トカゲ」の意。属名であるが、エダフォサウルス科の生物の総称としても用いられる[要出典]。
[編集] 概要
エダフォサウルスは全長3.2mほどのトカゲ様の生物である。ディアデクテスなどとともに、最初期の植物食脊椎動物とされ、真盤竜類の中でも最も草食に適化した生物であった。史上最初の植物食有羊膜類でもある。大きく前後にスライド可能な顎関節や口蓋部の多数の歯、カセア類程ではないが樽の様にでっぷりとした胴体など、盤竜類の歴史の中でもごく初期段階の種であるにも関わらず、極めて洗練された植物食への適応を見せる。ただし、ディアデクテスの様な二次口蓋は持ってはいなかった。
[編集] 帆
エダフォサウルスは、ディメトロドンなどと同様に帆を持っている。使用目的もそれらと同様、性的ディスプレイ及び体温調節の為の熱交換器としてであったと思われる。しかし最大の相違点は、帆を支える棘突起から伸びる多数の横突起が存在する事である。この横突起は指ほどの長さ、太さであり、前方のものほど良く発達していた。また、個体毎の配列はまちまちであり、規則性らしきものは無い。この事から、これは前方から見られる事を想定した配列であり、かれらはこの横突起で互いを識別していたといわれる。
ちなみに、同じエダフォサウルス科に属し、より祖先的であるイアンタサウルスにも帆とそれに付随する横突起が存在した。
この時期、ディメトロドンなどのスフェナコドン科の一部の属も帆を持っていたが、同じ盤竜類とはいえ系統的には決して近くはない。これらの帆は、各々独自で獲得したものと思われる。また、同時代の両生類にも背中に帆を持つものがいた。
なお、しばしば誤解されるているが、エダフォサウルスは恐竜ではない。
[編集] 関連項目
- イアンタサウルス - エダフォサウルスの祖先的な生物。
- ディメトロドン、セコドントサウルス - 同時期に生息していた、エダフォサウルス同様に背中に帆状の突起物がある盤竜類。ともにスフェナコドン科に属する。
- プラティヒストリクス - 両生綱・分椎目。背中の皮骨質の装甲板が帆状に伸長していた。