エゾセンニュウ
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| ?エゾセンニュウ | |||||||||||||||||||||||||||
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| 種の保全状態評価 | |||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001))  |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Locustella fasciolata (Gray, 1860) |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| エゾセンニュウ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Gray's grasshopper-warbler |
エゾセンニュウ（Locustella fasciolata）は、動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ウグイス科に分類される鳥。
目次 |
[編集] 分布
インドネシア、オーストラリア、大韓民国、中華人民共和国（台湾、香港含む）、朝鮮民主主義人民共和国、日本、パプアニューギニア、フィリピン、モンゴル人民共和国、ロシア
夏季にウスリー、サハリン、シベリア南部等で繁殖し、冬季になるとフィリピンやニューギニア島等へ南下し越冬する。日本では夏季に繁殖のため北海道ヘ飛来する（夏鳥）。
[編集] 形態
全長18cm。体重8.5-14g。背面は濃褐色、腹面は褐色の体羽で覆われる。
眼上部にある眉状の斑紋（眉斑）は白い。
[編集] 生態
平地にある湿度の高く下生えの茂った低木林の外縁や低木が生えた草原等に生息する。
食性は動物食で、昆虫類、クモ等を食べる。樹上を移動しながら獲物を捕食する。
繁殖形態は卵生。繁殖期には縄張りを形成する。丈の長い草やヤナギの枝等に枯草等を組み合わせた皿状の巣を作り、日本では6-7月に3-5個の卵を産む。メスのみが抱卵する。
[編集] 人間との関係
囀りは独特だが、茂みの中で囀るため観察することは難しい。囀りを日本語に置き換えた表現（聞きなし）として「ジョッピン（北海道弁で「鍵」の意）かけたか」というものがあり、囀りがホトトギスに似ていることからエゾホトトギスの別名もある。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、31頁。
- 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥III』、平凡社、1986年、156頁。
- 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、93頁。
[編集] 外部リンク
- 2007 IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2004. Locustella fasciolata. In: IUCN 2007. 2007 IUCN Red List of Threatened Species.
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