ウム・アル=ラサス
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ウム・アル=ラサス |
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(英名) | Um er-Rasas (Kastrom Mefa'a) |
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(仏名) | Um er-Rasas (Kastrom Mefa’a) |
登録区分 | 文化遺産 |
登録基準 | 文化遺産(i) (iv) (vi) |
登録年 | 2004年 |
拡張年 | |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
ウム・アル=ラサスは、ヨルダンにある遺跡。ラサス地域の遺跡とも訳される。2004年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)へ登録。
[編集] 概要
ウム・アル=ラサスは、ローマ帝国の占領時からイスラム教の王朝が支配した3世紀末から9世紀に都市を形成していたと考えられる。最初は、ローマ軍の軍事基地であったといわれている。ローマ時代のキリスト教会跡がいくつか残る。中でも聖スティーヴン教会の正方形をした塔と内部にすばらしいモザイクの床が残っている。ウム・アル=ラサスの発掘はほとんど行われていない。
[編集] 登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (i) 人類の創造的天才の傑作を表現するもの。
- (iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。
- (vi) 顕著な普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または、明白に関連するもの。