アンダーソン・クーパー
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アンダーソン・クーパー（Anderson Hays Cooper, 1967年6月3日 - ）は、アメリカのジャーナリスト、アンカーマン。現在CNNの「AC360」を担当、その容姿と歯切れの良さで人気者。彼の体当たり取材は有名である。
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[編集] 来歴
アンダーソンは、作家のワイアット・エモリー・クーパーと、芸術家・デザイナー・作家で鉄道王の娘、グロリア・ヴァンダービルトの次男としてニューヨーク市に生まれた。アンダーソンの父は度重なる心臓発作のために1978年1月5日に50歳で亡くなっている。アンダーソンの兄カーターは、1988年7月22日、ニューヨークにある母親バンダービルトのペントハウス14階のベランダから飛び降り、23歳でこの世を去った。この兄の死により、彼はジャーナリストになる事を決意したといわれる。
アンダーソンは、1989年にエール大学（政治学部）を卒業。1990年代前半に初めて特派員として仕事を務めた後、1年間報道の仕事を中断してベトナムに滞在、ハノイ大学でベトナム語を学ぶ。
[編集] テレビの仕事
[編集] チャンネルワン
エール大学を卒業後、ABCに新卒採用を申し込んだが不採用となったため、代わりにチャンネルワンの職を得る（チャンネルワンは、米国内の中学生や高校生などの若者向け番組を制作する放送局）。その6ヵ月後、チャンネルワンを辞職。1年のベトナム生活の後、ビルマ、ソマリア、ルワンダなどの紛争地域から映像と記事を配信するようになった。
[編集] ABC
1995年に、アンダーソンはABCニュースの特派員になり、その後「ABCワールドニュースナウ」の共同キャスターとなる。2000年にはABCのリアリティー番組「The Mole」の司会者の仕事に就く。
[編集] CNN
彼は「The Mole」の2シーズン目後にCNNに移籍。2001年にはCNNのニュース番組を担当する。2002年からは、CNNの週末ゴールデンタイム番組のキャスターとなった。その年からタイムズスクエアでの大晦日スペシャルを担当している。その後2003年9月8日に、平日夜の「アンダーソンクーパー360」（Anderson Cooper 360°）というニュース番組のキャスターとなった。
2005年1月、南アジアで津波の被害を取材した後バグダードで選挙を取材。2005年2月および3月、レバノンのベイルートで「杉の革命」を取材。2005年4月、ローマで教皇ヨハネ・パウロ2世死去後の様子を取材、ロンドンではチャールズ皇太子とカミラ夫人の結婚式を取材した。2005年7月には、フロリダでハリケーン・デニスの取材、9月にはハリケーン・カトリーナ後のニューオーリンズを取材し、上院議員らに対し政府の対応を厳しく批判。その後も継続的にニューオーリンズを取材し、復興ぶりを伝えている。
2005年11月の大幅な番組変更により、AC360は午後10時（東部標準時）からの2時間番組となった。
[編集] その他
2006年5月、著書「Dispatches from the Edge」を出版。
[編集] 外部リンク
- CNN：Anderson Cooper 360 （英語版）
- CNN：Anderson Cooper 360 Blog （英語版）
- CNNによるプロフィール
- Anderson Cooper - Internet Movie Database（英語）
- Anderson Cooper - Notable Names Database
