アモルフィス
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アモルフィス | |
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基本情報 | |
出身地 | フィンランド |
ジャンル | メロディックデスメタル ゴシックメタル |
活動期間 | 1990年 - |
レーベル | ヴァージン・レコード リラプス・レコード |
公式サイト | www.amorphis.net |
メンバー | |
トミ・ヨーツセン(ボーカル) エサ・ホロパイネン(ギター) ヤン・レックベルガー(ドラム) ニクラス・エタルボリ(ベース) サンテリ・カリオ(キーボード) トミ・コイヴサーリ(ギター) |
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旧メンバー | |
パシ・コシネン(ボーカル) オーリ・ペッカ・ライネ(ベース) ペカ・カサリ(ドラム) キム・ランタラ(キーボード) カスパー・マーテンソン(キーボード) |
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アモルフィス(Amorphis)は1990年に結成されたフィンランドのメロディックデスメタルバンド。当初はメロディックデスメタルを演奏していたが、次第にフィンランドの民族音楽を取り入れ、哀愁溢れる独特のヘヴィメタルを完成させる。その特異性ゆえ一般的なヘヴィメタルのリスナーには長らく敬遠されてきた感があるが、2006年に発売されたアルバム「エクリプス」はヘヴィメタルの要素と民族的な旋律が高い次元で融合を果たし、高い評価を受けた。
目次 |
[編集] 略歴
- 1990年にフィンランドでエサ・ホロパイネン(G)とヤン・レックベルガー(Ds)が中心となってバンドを結成。その後トミ・コイヴサーリ(Vo兼G)とオーリ・ペッカ・ライネ(B)が加入。
- 1992年5月、1stアルバム「THE KARELIAN ISTHMUS」を発表。
- 1994年2ndアルバム「TALES FROM THE THOUSAND LAKES」発表。フィンランドの叙事詩カレワラに基づいたコンセプトアルバムで、デスメタルに民族的なメロディを融合させたメロデス史上に残る名盤と評された。
- 1996年、クリーンボーカル担当のパシ・コシネンが加入し[ELEGY」をリリースする。同年12月には初来日を果たす。
- 1999年発売の「TUONELA」から徐々にデス色が薄まりゴシックメタル指向になる。
- 2001年「AM UNIVERSUM」を発表。このアルバムの1曲目の「Alone」はシングルカットされ、フィンランドのナショナルチャートで3週連続1位を獲得する。
- 2003年「FAR FROM THE SUN」を発表。このアルバムを最後にパシ・コシネン(Vo)が脱退。バンドはしばらく活動を休止する。
- 2006年「ECLIPSE」を発表。専任ヴォーカリストに元SINISTHRAのトミ・ヨーツセンが加入。前作でデスを封印していたが、新Voの加入によりデスが復活。シングルカットされた「House Of Sleep」はフィンランドで初登場1位を記録した。
- 2007年「SILENT WATERS」発表。同年10月にLoud Park 07に参戦し、再来日を果たす。
[編集] メンバー
[編集] 現メンバー
- トミ・ヨーツセン Tomi Joutsen - ボーカル
- エサ・ホロパイネン Esa Holopainen - ギター
- ヤン・レックベルガー Jan Rechberger - ドラム
- ニクラス・エタルボリ Niclas Etelävuori - ベース
- サンテリ・カリオ Santeri Kallio - キーボード
- トミ・コイヴサーリ Tomi Koivusaari - ギター
[編集] 旧メンバー
- パシ・コシネン Pasi Koskinen - ボーカル
- オーリ・ペッカ・ライネ Olli-Pekka Laine - ベース
- ペッカ・カサリ Pekka Kasari - ドラム
- キム・ランタラ Kim Rantala - キーボード
- カスパー・マーテンソン Kasper Mårtenson - キーボード
[編集] ディスコグラフィ
- 「カレリアン・イスムス」(1995年)
- 「テイルズ・フロム・ザ・サウザンド・レイクス」(1995年)
- 「エレジー」(1996年)
- 「トゥオネラ」(1999年)
- 「アム・ユニヴァーサム」(2001年)
- 「ファー・フロム・ザ・サン」(2003年)
- 「エクリプス」(2006年)
- 「サイレント・ウォーターズ」(2007年)
[編集] 外部リンク