アムステルフェーン
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市旗 | |
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紋章 | |
位置 | |
基本情報 | |
所属国: | オランダ |
所属州: | 北ホラント州 |
面積 (全体): | 44.05km² |
面積 (陸上): | 41.56km² |
面積 (水上): | 2.49km² |
人口: | 78,994人 (2007年) |
人口密度: | 1,902/km² |
位置: | 北緯52度30分東経04度87分 |
公式サイト: | オランダ語 日本語 |
アムステルフェーン (蘭:Amstelveen)は、オランダ北ホラント州にある基礎自治体 (ヘメーンテ)。
アムステルダム都市圏内にあり、近年開発が盛んである。また、日本企業現地法人が多く立地していることや、日本棋院がヨーロッパ囲碁文化センターを開設しているなど日本との接点も多く、市内の外国人数では日本人が最も多いなどオランダでも有数の日本人コミュニティとなっている。
1964年までは、ニューウェル-アムステル(Nieuwer-Amstel)と呼ばれていた。
目次 |
[編集] 行政
現在の市長はファン·ザーネン(Van Zanen)。
[編集] 市議会
市議会の定数は35。オランダの首相、ヤン・ペーター・バルケネンデはアムステルフェーン市議会出身。
[編集] 経済
首都アムステルダムやスキポール空港に近いことなどから、日本企業をはじめとした多くの外国企業が進出しており、平均所得も高い。同空港をハブ空港するKLMオランダ航空の本社もある。
また商業面では、1990年代にトラム、メトロが延伸されてから、アムステルフェーン・ビネンホフ駅直結のショッピングセンターができ、アムステルダム市内からも買い物客が流入している。
[編集] 姉妹都市
[編集] 交通
[編集] トラム·メトロ
トラムについての詳細はトラム (アムステルダム)、トラムと線路を共有するメトロについてはメトロ (アムステルダム)も参照。
アムステルダム市営交通会社(Gemeentevervoerbedrijf Amsterdam, GVB)により、トラム5系統、メトロ51系統(アムステルフェーン線)が運行されている。
1990年代前半に、アムステルダム南駅より専用軌道に入り高速運転するトラムが、また線路や設備を共有する形でメトロが延伸された。
トラム5系統の終点駅であるアムステルフェーン・ビネンホフ駅周辺にはショッピングセンターができるなど、鉄道延伸以降開発が進んでいる。
[編集] 航空
スキポール空港が近隣にある。
約10分おきに運行されているバス300系統で乗り換えなしでアクセス可能 (所要時間約15分)。 またはトラム5系統かメトロ51系統でアムステルダム南駅まで行き、オランダ鉄道に乗り換える。
[編集] 観光・文化施設
- 1998年にアムステルフェーン再開発によって整備された、ショッピングセンターや文化施設などで構成される複合施設。約230の商店等が入居しており、年間来場者約600万人。交通機関はトラム5系統Amstelveen Binnenhof駅(終点)。またはA9のAmstelveenインターチェンジ。
- Stadshart Amstelveen の主要施設は次の通り
- Binnenhof (ビネンホフ ショッピングセンター):C&AやHEMAなどのデパートやモール、郵便局などがある
- Rembrandthof (レンブラントホフ ショッピングセンター):de BijenkorfやAlbert Heijnなどのデパートやモールなどがある
- Stadsplein:複合施設の中ほどにある噴水広場
- コブラ美術館
アムステルダム・ヴォス公園 (Amsterdamse Bos)
- アムステルダムとの間には、935ヘクタールの広さがあるアムステルダム・ヴォス公園が広がっている。
その他
- ヤン・ファン・デル・トフト美術館
- アムステルランド・アート・ライブラリー
- 日本棋院ヨーロッパ囲碁文化センター (Stichig The Nihon KI-IN European GO Cultural Centre)
[編集] 出身有名人
- ファムケ・ヤンセン (Famke Janssen - 女優)
- ハンス・ファン・マーネン (Hans van Manen - 写真家)