アデレード級フリゲート
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アデレード級フリゲート | ||
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ニューカッスル(FFG 06) | ||
概歴 | ||
就役開始 | 1980年11月15日 | |
退役完了 | 就役中 | |
前級 | スワン級フリゲート | |
次級 | アンザック級フリゲート | |
要目 | ||
艦種 | フリゲート | |
排水量 | 満載排水量 | 4,100t |
全長 | 138m | |
全幅 | 13.7m | |
吃水 | 6.7m | |
機関 | ガスタービン2基、1軸推進 | 41,000hp |
速力 | 最大30ノット以上 | |
航続距離 | 4,500海里(20ノット) | |
乗員 | 210人(飛行要員24人) | |
武装 | 76mm単装砲 | 1門 |
ファランクスCIWS | 1基 | |
短魚雷3連装魚雷発射管 | 2基 | |
Mk13 ミサイルランチャー | ||
ハープーンSSM | 40発 | |
スタンダードミサイル | ||
搭載機 | S-70B-2対潜ヘリコプター | 2機 |
レーダー | AN/SPS-49対空捜索レーダー | |
ソナー | AN/SQS-56 | |
FCS | Mk-92 |
アデレード級フリゲート(Adelaide Class Guided Missile Frigate)は、オーストラリア海軍のフリゲート。オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートの長船体型(LAMPS III対応型)を元に購入あるいはライセンス生産した物であり、6隻が建造された。
原級との差異はほとんど存在しないが、アメリカのトッド・パシフィック造船所で建造された4隻の艦(アデレードからダーウィンまで)は当初は短船体型であり、ダーウィンのみ建造中に、他の3隻は建造後に艦尾を延長してS-70B-2ヘリコプターに対応した。
また、初期の2隻以外には、船体ソナー・曳航ソナー・射撃管制装置・レーダー・戦闘システムを更新し、また前甲板にMk 41 VLSを8セル(1セット)分増設することで、スタンダード・ミサイル2型(SM-2)の運用能力を付加するとともにESSMを搭載するなど、防空能力の強化を主としたアップグレード計画が進行している。
[編集] 同型艦
艦番号 | 艦名 | 進水 | 就役 | 退役 |
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FFG-01 | アデレード(Adelaide) | 1978年6月21日 | 1980年11月15日 | 就役中 |
FFG-02 | キャンベラ(Canberra) | 1978年12月1日 | 1981年3月21日 | 2005年11月12日 |
FFG-03 | シドニー(Sydney) | 1980年9月26日 | 1983年1月29日 | 就役中 |
FFG-04 | ダーウィン(Darwin) | 1982年3月26日 | 1984年7月21日 | 就役中 |
FFG-05 | メルボルン(Melbourne) | 1989年5月5日 | 1992年2月15日 | 就役中 |
FFG-06 | ニューカッスル(Newcastle) | 1992年2月21日 | 1993年12月11日 | 就役中 |