な・ま・い・き盛り
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な・ま・い・き盛り(なまいきざかり)は、中山美穂と中村繁之主演による青春恋愛ドラマ。制作はフジテレビとアズバーズ。
1986年10月16日から12月18日まで、フジテレビ系で木曜夜8時から一時間枠で放映。全10話。
1987年4月2日には、後日談の「な・ま・い・き盛りスペシャル」が同じ木曜8時枠において、夜7時30分からの一時間半枠に拡大して放映。
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[編集] 出演者
[編集] スタッフ
[編集] 音楽
主題歌・中山美穂「WAKU WAKUさせて」
[編集] あらすじ
[編集] 制作概要
中山美穂のフジテレビで初主演の連続ドラマ(単発ドラマでの主演作は同年春放映の『あいつと私』)。それまで不良役や不良ものドラマばかり出ていてそのイメージが付いていた彼女が、このドラマからは、その後の彼女の定番となる一途な恋愛の行方が主軸となり、それを観る同世代の女性の共感を得るようになっていった。
前番組は8時から10時までの若者向けの単発の2時間ドラマ枠「木曜ドラマストリート」。中山美穂はこのドラマと同じアズバーズ製作で先述の『あいつと私』(1986年5月15日放映)に主演した。また、一年後の1987年秋~冬にも同放映時間枠でアズバーズ製作での主演ドラマ『おヒマなら来てよネ!』が作られている。
[編集] エピソード
中山美穂はこのドラマと掛け持ちして、日本テレビ系で制作及び放映されていた『セーラー服反逆同盟』にも主演で出ていた。しかし、『な・ま・い・き盛り』のほうへウェイトを持たせていたため、主演と言えども出演シーンは少なく、また出演しない回さえもあった。さらに、従来からの彼女のイメージを引きずる“不良ものドラマ”であったため、そのドラマへの想いは製作中から消極的であったという。
ドラマの舞台設定に、当時台頭してきたレンタルビデオ店での場面が毎回挿入されており、既存の映画やオリジナルビデオからの映像を交えた場面もあった。さらに、BGMにオリジナルのサントラのほかに、著名なオールディーズの洋楽を使用していたこともあって、DVDなどのソフト化は権利関係で困難と見られている。