そして、ひと粒のひかり
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そして、ひと粒のひかり Maria Full of Grace |
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監督 | ジョシュア・マーストン |
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製作 | ポール・S・メゼイ |
脚本 | ジョシュア・マーストン |
出演者 | カタリーナ・サンディノ・モレノ |
音楽 | ジェイコブ・リーバーマン レオナルド・ヘイブルム |
撮影 | ジム・デノールト |
編集 | アン・マカビー リー・パーシー |
配給 | ムービーアイ |
公開 | 2004年4月2日 2004年7月16日 2005年10月15日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | アメリカ・コロンビア |
言語 | 英語・スペイン語 |
allcinema | |
IMDb | |
そして、ひと粒のひかり(Maria Full of Grace)は2004年に制作されたアメリカ・コロンビア合作映画。生活のために麻薬の運び屋になる17歳のコロンビア人少女を描き、衝撃を与えた。2004年のサンダンス映画祭観客賞を受賞。
主演のカタリーナ・サンディノ・モレノは800人以上の中からオーディションを勝ち抜き、コロンビア人として初めてアカデミー賞にノミネートされ、ベルリン国際映画祭女優賞、インディペンデント・スピリット賞などを受賞。監督のジョシュア・マーストンもベルリン国際映画祭などで賞を受賞、高い評価を得た。
目次 |
[編集] ストーリー
コロンビアの17歳の少女マリアは貧しい家族を支えるため、農場で単調な仕事をしていた。しかしある日マリアは、自分が大して好きでもないボーイフレンドの子供を妊娠していることに気づく。更に、些細なトラブルが元で仕事を辞めざるを得なくなってしまう。仕事を求めてボゴタに向かう途中、マリアは "mule" (ミュール)という仕事をしないかと誘われる。それは麻薬の袋を飲み込み、密輸するという危険な仕事だった。
[編集] キャスト
- マリア:カタリーナ・サンディノ・モレノ
- ルーシー:ギリエド・ロペス
- ブランカ:イェニー・パオラ・ベガ
- フランクリン:ジョン・アレックス・トロ
- カルラ:パトリシア・ラエ
- ドン・フェルナンド:オーランド・トーボン
- ハビエル:ジェイム・オゾリオ・ゴメス
- ホアン:ウィルソン・グエレロ
[編集] 賞歴
[編集] 受賞
- 2004年
- ベルリン国際映画祭 銀熊賞/アルフレッド・バウアー賞
- カルタヘナ国際映画祭 主演女優賞/審査員特別賞
- ゴッサム賞 ブレイクスルー女優賞/ブレイクスルー監督賞
- ドーヴィルアメリカ映画祭 国際批評家賞/観客賞
- シアトル国際映画祭 主演女優賞
- サンダンス映画祭 観客賞
- サンパウロ国際映画祭 国際審査員賞
- ニューポート国際映画祭 審査員賞
- シカゴ映画批評家協会賞 CFCA賞
- ロサンゼルス映画批評家協会 新人監督賞/新人女優賞
- ニューヨーク映画批評家協会 第一回作品賞
- サンフランシスコ映画批評家協会賞 外国語映画賞
- シアトル映画批評家協会賞 外国語映画賞
- トロント映画批評家協会賞 外国語映画賞
- ワシントン映画批評家協会賞 外国語映画賞
- 2005年
- インディペンデント・スピリット賞 主演女優賞/第一回脚本賞
- アルゼンチン映画批評家協会賞 シルバーコンドル賞(外国語映画部門)
- オンライン映画批評家協会賞 ブレイクスルー女優賞
[編集] ノミネート
- 2004年
- 2005年
- アカデミー賞 主演女優賞
- 放送映画批評家協会賞 主演女優賞/外国語映画賞
- エドガー・アラン・ポー賞 エドガー賞(脚本部門)
- インディペンデント・スピリット賞 監督賞/助演女優賞
- オンライン映画批評家協会賞 ブレイクスルー監督賞/外国語映画賞
- 全米映画俳優組合賞 主演女優賞
- 2006年
- ロンドン映画批評家協会賞 年間女優賞