あひるウイルス性腸炎
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あひるウイルス性腸炎(あひるういるすせいちょうえん、英:duck virus enteritis)とはあひる腸炎ウイルスを原因とするトリの感染症。あひるペストとも呼ばれる。日本では家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されており、対象動物はアヒル。あひる腸炎ウイルスはヘルペスウイルス科に属するDNAウイルス。食欲減退、元気消失、鼻汁排出、水様性下痢などの症状を示し、急性経過で死亡する。病理学的には諸臓器の点状出血および斑状出血、肝細胞や消化管粘膜上皮細胞に核内封入体が認められる。
[編集] 関連項目
- 家畜伝染病
[編集] 参考文献
- 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版 2002年 ISBN 4874020747