1990年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
年表: 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 : 100年前 50年前 - 50年後 100年後
10年紀: 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 - 1990年代 - 2000年代 2010年代 2020年代 2030年代
各年: 1990年 1991年 1992年 1993年 1994年 1995年 1996年 1997年 1998年 1999年
1990年代(せんきゅうひゃくきゅうじゅうねんだい)は1990年から1999年までの10年間を指す。
目次 |
[編集] できごと
[編集] 1990年
- 大学共通一次試験を改称し「大学入試センター試験(第1回)」を実施
- アニメ『ちびまる子ちゃん』が放送開始。大人気となり平均視聴率最高39.9%をマークする。長寿番組となった。
- 礼宮文仁親王、川嶋紀子が結婚。秋篠宮家を創設。
- 国際花と緑の博覧会
- 本島等長崎市長銃撃事件
- 神戸高塚高校校門圧死事件
- 大蔵省「土地関連融資の抑制について」(総量規制)通達
- イラク軍クウェート侵攻
- 東西ドイツの統一
- チリ民政復帰
- ナミビア独立
- 巨人が東京ドームでのヤクルト戦に勝ち、史上最短でセ・リーグ優勝
- 任天堂製造のゲーム機スーパーファミコンが発売
- イギリスではマーガレット・サッチャーが11年における政権から交代し新たにジョン・メージャーが首相となる。
- 秋山豊寛、ソ連のバイコヌール宇宙基地より宇宙へ飛び立ち、世界初の宇宙特派員となった。
- 第39回衆議院議員総選挙
- 世紀の喜劇王藤山寛美死去
- TBSの長寿ドラマ・渡る世間は鬼ばかり放送開始。
- 日本シリーズで西武が巨人下し、1960年以来30年ぶりの4連勝で日本一
- 即位の礼
[編集] 1991年
- 湾岸戦争勃発
- 女子高生の茶髪ブーム始まる
- 「お立ち台」ディスコジュリアナ東京オープン
- バブル景気が終焉する
- 雲仙普賢岳の噴火、火砕流により死者・行方不明者43名。
- 信楽高原鐵道列車衝突事故
- 広島新交通システム橋桁落下事故
- ソビエト連邦の崩壊
- ラトビア・リトアニア・エストニア再独立。
- ユーゴスラビアより、スロベニア、クロアチアが独立を宣言。ユーゴスラビア紛争始まる。クロアチアとの紛争は泥沼化する。
- 世界陸上選手権男子マラソンで谷口浩美が優勝
- 東北新幹線上野駅~東京駅間開業。
- 横綱千代の富士貢が引退。
- 女優宮沢りえのヘアヌード写真集が写真集の日本記録の売り上げを達成。
- ドイツ、ベルリンへの首都移転決定
- ティム・バーナーズ=リー、World Wide Webをインターネット上で公開。
- マツダ・787B、日本車としてはじめてル・マン24時間レース総合優勝
- PKO協力法成立。
- クイーンのフレディ・マーキュリーが死去。
- ミャンマーのアウン・サン・スー・チーにノーベル平和賞。
- カーボンナノチューブ発見
- TBSの期首特別番組、オールスター感謝祭放送開始。春と秋の年2回放送。
- ウォーリーをさがせブームが起こる
- 11月、海部俊樹首相辞任、宮沢喜一内閣発足。
[編集] 1992年
- ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争勃発。セルビア、クロアチア、ムスリムの三勢力が入り乱れて悲惨な内戦となる。
- 大相撲で貴花田光司が19歳5か月の最年少幕内最高優勝を飾る
- アルベールビルオリンピック開催
- ロック歌手の尾崎豊死去
- 大相撲で横綱の北勝海信芳が引退し約60年ぶりに横綱が空在となる
- クレヨンしんちゃん放送開始。2007年現在も放送中の長寿番組となった。
- 漫画家で「サザエさん」の作者である長谷川町子が死去
- 電波少年シリーズ放送スタート。
- バルセロナオリンピック開催
- 東京佐川急便事件が起こる
- 毛利衛がスペースシャトルで宇宙飛行
- 第16回参議院議員選挙
- 宮澤喜一改造内閣発足
- 山形新幹線開業
- 東海道新幹線のぞみ運行開始
- 西武が日本シリーズでヤクルトを下し3年連続の日本一。
- 公立の小・中・高等学校で第二土曜日が休校制となる
- 三内丸山遺跡の発掘調査が開始される
- 風船おじさんが風船28個の飛行船で太平洋横断に出発するが、3日後に消息不明となる
- 力士の貴花田光司(後の貴乃花光司)と女優の宮沢りえが婚約(翌年の1月に破局)
- きんさん・ぎんさんブームが起こる。
[編集] 1993年
- ヨーロッパで欧州連合(EU)が発足。
- ビル・クリントン、ジョージ・H・W・ブッシュを継いで米国大統領に就任。
- 女優オードリー・ヘプバーンが死去
- マーク・アンドリーセンら、WebブラウザNCSA Mosaicを公開。World Wide Webの普及が始まるきっかけとなった。
- 自民党からの離党者が相次ぎ、新生党、新党さきがけが結成される。
- 第40回衆議院議員総選挙 - 自由民主党、日本社会党が敗北。
- 長野自動車道が全線開通
- NTTドコモ、PDC方式によるデジタル携帯電話「デジタル・ムーバ」のサービス開始。
- 大相撲で曙太郎が史上初の外国人横綱となる。
- 矢ガモ騒動
- Jリーグが開幕
- 福岡ドーム完成
- 皇太子徳仁親王、小和田雅子と結婚。
- 北海道南西沖地震で奥尻島に壊滅的被害。
- 横浜ランドマークタワー・レインボーブリッジが完成
- 細川首相、韓国訪問
- 法隆寺(奈良県)、姫路城(兵庫県)、屋久島(鹿児島県)、白神山地(秋田県)が、世界遺産に登録
- 冷夏に見舞われ米が大凶作となる(平成の米騒動)
- ヤクルトが日本シリーズで西武を下し、15年ぶり2度目の日本一
- 田中角栄元首相が死去
- アナウンサーの逸見政孝が死去
[編集] 1994年
- パレスチナ自治政府設立。
- ルワンダで百万人以上が虐殺。
- 南アフリカ共和国で全人種参加選挙、ネルソン・マンデラが大統領に。
- リレハンメルオリンピック開催
- 英仏海峡トンネル開通
- 関西国際空港開港
- 4月、細川護熙首相辞任、羽田孜内閣発足。
- 6月、羽田内閣総辞職、自社さ連立政権の村山富市内閣発足、自民党与党に返り咲く。
- 12月、羽田内閣退陣で下野した、新生党、公明党、日本新党、民社党等が合流して、新進党結成。
- ゼネコン汚職事件が起こる
- アイルトン・セナが死去
- 松本サリン事件発生
- 宇宙飛行士の向井千秋が日本人女性初でスペースシャトル コロンビアで宇宙へ飛び発つ
- 北朝鮮の国家主席である金日成が死去
- ジュリアナ東京閉店
- この年の夏は猛暑によって全国各地で水不足となり、東京で気象庁の観測史上最高温度の39.1度を8月3日に記録
- つくば母子殺人事件
- ビートたけしが渋谷区でバイクを飲酒運転し衝突傷害事故を起こす
- プロ野球巨人の槙原寛己投手が福岡ドームでの広島戦でプロ野球史上15人目の完全試合を達成
- プロ野球オリックス・ブルーウェーブのイチロー選手が史上初の年間200本安打を達成する
- 東京放送(TBS)が東京都港区赤坂の本社敷地内に建設した新社屋・TBS放送センター(ビッグハット)が完成
- プロ野球史上初の最終戦首位同率決戦中日対巨人(10.8決戦)
- プロ野球の巨人が日本シリーズで西武を4勝2敗で下し5年ぶりの日本一(西武黄金時代終幕)。
- 大江健三郎がノーベル文学賞を受賞。
- 大相撲で貴乃花光司が横綱に昇進する
- セガサターン・プレイステーション発売
- 愛知県西尾市中学生いじめ自殺事件が起こる
- 野島伸司脚本のドラマ「家なき子」・「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」が放送され陰湿な内容が社会問題となる
[編集] 1995年
- オーストリア、フィンランド、スウェーデンがEUに加盟
- WTO発足
- 青島幸男・横山ノックによる初のタレント知事が誕生する
- テレサ・テン死去。
- フランス、ムルロア環礁で核実験強行。
- アメリカ中南部オクラホマシティで爆破テロ事件
- イスラエルのラビン首相が暗殺される
- 阪神・淡路大震災
- 地下鉄サリン事件
- 広島・長崎原爆投下50年
- 第二次世界大戦終戦50年
- 全日空857便ハイジャック事件発生
- 大リーグで野茂英雄投手が日本人初の新人王に輝く。
- プロ野球のオリックス・ブルーウェーブ、パ・リーグ制覇。「がんばろうKOBE」の合言葉とイチロー旋風を起こすも日本シリーズではヤクルトスワローズに敗れる。
- 巨人の原辰徳が現役引退。
- Windows95発売。
- 超円高、円が 1ドル=79.75円を記録。
- 高速増殖炉「もんじゅ」事故
- 九州自動車道全線開通
- 第17回参議院議員選挙
- お笑いコンビダウンタウンの浜田雅功が小室哲哉との音楽ユニットH Jungle with tのWOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメントが200万枚のシングルミリオンヒット。相方である松本人志が遺書を出版しベストセラーとなる
[編集] 1996年
- 芸術家の岡本太郎死去
- 漫才師の横山やすし死去
- 1月、村山富市首相辞任、橋本龍太郎内閣発足。自社さ連立は継続する。
- 日本社会党、社会民主党に党名変更。
- 北海道で豊浜トンネルに岩盤崩落事故が起こる
- TBSビデオ問題でTBSの磯崎洋三社長が辞任、後任の社長に砂原幸雄が就任。
- 社民党、新党さきがけ、新進党らの一部議員により、民主党結成。
- 第41回衆議院議員総選挙 - 小選挙区比例代表並立制に
- 11月、第2次橋本内閣発足、社民党は閣外協力となる。
- 大阪府堺市を中心に大腸菌O157が発生し全国各地に流れ発生する
- ペルー首都リマで日本大使館人質事件
- 将棋の羽生善治棋士が史上初の七冠王となる
- 池袋駅構内大学生殺人事件・柴又女子大生放火殺人事件
- アトランタオリンピック開催で金3、銀6、銅5のメダル獲得
- 映画「男はつらいよ」シリーズの車寅次郎役で知られる俳優の渥美清が死去
- 漫画家で「ドラえもん」の作者である藤子・F・不二雄が死去
- テレビ番組の進め!電波少年の企画でお笑いコンビの猿岩石がユーラシア大陸をヒッチハイク(香港~ロンドン間・途中の間で飛行機使用)で横断する
- プロ野球巨人が中日に勝ち7月9日につけられた当時首位の広島との11.5ゲーム差をひっくり返しセ・リーグ優勝決める(いわゆるメークドラマ。同時にこの試合がナゴヤ球場最後の公式戦となった)。が日本シリーズではオリックス・ブルーウェーブに敗れる。
- オリックスブルーウェーブが19年ぶりの日本一
- たまごっちブーム。
- 大手百貨店・高島屋が新宿南口にタカシマヤタイムズスクエアを開業。
[編集] 1997年
- ナホトカ号重油流出事故
- 中国の最高実力者である鄧小平が死去
- ザイールが内乱で独裁政権崩壊、国名がコンゴ民主共和国となる。
- 東電OL殺人事件が起きる。被害者のプライバシーを暴く報道合戦が問題に。同年5月に犯人が逮捕されるも冤罪の疑惑があり、日本国民救援会が支援している(2007年現在)。
- 香港、イギリスから中華人民共和国に返還。
- アジア通貨危機
- 大阪ドーム・ナゴヤドームオープン
- 秋田新幹線・長野新幹線開業。
- 映画「もののけ姫」(宮崎駿監督)が劇場公開
- フジテレビが東京都新宿区河田町の旧放送センターから東京都港区台場の新社屋・放送センターに移転、お台場から本放送開始。
- プロゴルファーのタイガー・ウッズが黒人初・史上最年少の21歳6ヶ月でマスターズを制覇。さらに年間最年少賞金王にも輝く
- 神戸連続児童殺傷事件。少年犯罪がクローズアップされ、少年法改正論議が盛り上がるきっかけとなった。
- 松山ホステス殺人事件の犯人が時効寸前で逮捕
- 暴力団山口組の宅見勝若頭が射殺される
- ダイアナ元皇太子妃、パリで交通事故死。
- マザー・テレサ死去
- 北野武が製作した映画HANA-BIがヴェネチア国際映画祭の金獅子賞受賞。
- 消費税5%に増税。立ち直りかけていた日本経済に打撃を与え、景気は再び後退期に入る。
- サッカー日本代表がW杯初出場を決める。
- 北海道拓殖銀行破綻・山一證券破綻
- 大相撲で小錦八十吉が引退
- X JAPAN解散
- 失楽園ブームが起こる
- 新進党解散。
[編集] 1998年
- 印パ核実験
- インドネシアのスハルト政権崩壊
- FIFAワールドカップフランス大会開催。
- 長野オリンピック開催。
- 新井将敬衆議院議員が自殺。
- プロレスラーのアントニオ猪木が38年の現役生活から引退
- 元X JAPANのHIDEが事故死
- 明石海峡大橋開通。
- 大相撲で横綱貴乃花光司の兄である若乃花勝が横綱に昇進し、史上初の兄弟横綱が誕生する
- 横浜フリューゲルスが横浜マリノスとの合併により消滅
- 和歌山毒物カレー事件
- 郵便番号7桁化
- 旧民主党、民政党、新党友愛、民主改革連合が合流して、新民主党結成。
- 第18回参議院議員選挙
- 橋本内閣総辞職、小渕内閣発足。
- 全国高校野球選手権大会の決勝で59年ぶりに横浜高校の投手松坂大輔がノーヒットノーランを達成し優勝。また、自校では11年ぶりに史上9校目の春夏連覇を達成する
- 北朝鮮がミサイルのテポドンを自国の領土から発射。日本海と日本列島上空を通過し太平洋に落下。
- 映画監督・黒澤明死去
- 大リーグのセントルイス・カージナルス所属のマーク・マグワイア選手とシカゴカブス所属のサミー・ソーサが年間最多本塁打数新記録を争い、マグアイアが37年ぶりに70本の年間本塁打数の世界新記録を更新
- 横浜ベイスターズが38年ぶりにリーグ優勝・日本一
[編集] 1999年
- コソボ紛争、NATO軍が介入しセルビアを空爆。
- ヨーロッパ単一通貨ユーロ登場
- ヨルダンのフセイン国王死去
- プロレスラーのジャイアント馬場死去
- 乙武洋匡薯の五体不満足が400万部のベストセラー
- シングルソングの「だんご3兄弟」が290万枚の大ヒット(CDシングル歴代新記録)。
- 大相撲で武蔵丸光洋が史上2人目の外国人横綱となる。
- 臓器の移植に関する法律に基づく初めての脳死臓器移植が実施される。
- 全日空61便ハイジャック事件発生
- 茨城県東海村の原子力施設で臨界事故発生。
- 平成の大合併第1号篠山市が誕生し平成の大合併スタート。
- 玄倉川水難事故
- トルコ西部地震・台湾大地震発生
- 池袋通り魔殺人事件・下関通り魔殺人事件・桶川ストーカー殺人事件・音羽幼女殺害事件・ 京都小学生殺害事件など相次いて凶悪事件が発生。
- 上信越自動車道全線開通
- 石原慎太郎、東京都知事に当選。
- 国旗国歌法成立
- 小渕内閣第2次改造内閣発足、自民、自由、公明の連立政権となる。
- 日本最古の金銭とされる富本銭(683年製造物)が発見される。
- 2000年問題騒動
- ルノー、日産自動車に資本参加。
- プロ野球の福岡ダイエーホークスが26年ぶりにリーグ優勝し35年ぶりに日本一となる。
- プロ野球で西武ライオンズの松坂大輔投手、読売ジャイアンツの上原浩治投手が両リーグで史上初の新人で最多勝を受賞する。
- 歌手の宇多田ヒカルがデビュー。ファーストアルバムFirst Loveが700万枚を売り上げ日本新記録を樹立。
- マカオ、ポルトガルから中華人民共和国に返還。
- パナマ運河、アメリカ合衆国からパナマに返還。
- ミレニアムのカウントダウンが世界各地で催される。また、2000年問題の動向が注目される中の年越し。
[編集] 世相
[編集] 世界
- 東西冷戦終結後、旧ソ連、東欧地域では民族主義による紛争が多発するようになった。
- アフリカでエボラ出血熱流行。エイズが蔓延する。
- ASEAN諸国で急速な経済発展。しかし、1997年のアジア通貨危機で打撃を受ける。
- 中国沿海部・都市部の経済成長に伴い、農村出身の民工が大量に都市部に流入(盲流)。国有企業改革に伴い、失業者が多数発生する。
- インターネットが爆発的普及。
- アメリカ合衆国で好景気、SUV車人気に。
- グランジ、ジェネレーションXと呼ばれる世代の圧倒的な支持を受ける。
- ブリットポップ、イギリスを中心に広まる。
- ヒップホップ、ポップス界に台頭。アメリカ合衆国ではロックは傍流に退く。
- 先進国で携帯電話の普及が始まる。
- 各国で航空自由化が進み、格安航空会社が台頭する。
[編集] 日本
[編集] 社会・経済
- バブル経済が崩壊、地価も下落した。価格破壊が一般化し、デフレが起こる。
- 大都市近郊を中心にチーマーが現れる。サラリーマンを狙った、少年による暴行・強盗「オヤジ狩り」頻発
- 女子高生(コギャル)ブーム。女子高生の売春流行(援助交際)
- 不登校・引きこもり問題が深刻化。
- パーソナルコンピュータの普及。ビジネスのIT化。
- 地方都市を中心に中心市街地の空洞化と郊外化が進展。
- いわゆる失われた10年。1992年以降は就職氷河期が続き、中高年のリストラ(解雇)も行われるなど、失業率が悪化した。
- 首都圏や地方都市の駅に自動改札機が普及する。JR東日本が日本で初のタッチパネル型自動券売機を導入、その後徐々に他の鉄道会社にも広がる。
- PHSや携帯電話が爆発的に普及
[編集] 文化
前半
- 磯野家の謎がベストセラーとなり、謎本ブームが起こる。
- ディスコにお立ち台出現、ジュリアナ東京ではボディコンギャルが踊り狂う。バブル経済の余韻が無くなりかけた1994年からクラブが流行。
- 漫画雑誌の発行部数がピークを迎える。
- 週刊少年ジャンプの絶頂期。1990年12月に空前の発行部数602万部達成。ピークの1994年12月に653万部となる。
- 美少女戦士セーラームーンが放送開始し大ブームとなる(1992年~1996年)
- りぼんの売り上げが少女漫画誌では史上最高の250万部に達する。
後半
- バブル文化への反動から70年代ブーム
- 週刊少年マガジンが1990年代後半に黄金時代を迎える。1997年11月に週刊少年ジャンプの発行部数を抜き漫画雑誌の売り上げNo.1になる。
- アニメ新世紀エヴァンゲリオンが大ブームになり、社会現象にもなる。
- ポケットモンスター・第二次ミニ四駆ブーム。
[編集] スポーツ
前半期
- プロ野球では西武ライオンズの第2期黄金時代。またFA制度や逆指名制度が誕生し、選手の年俸高騰に拍車がかかる。
- サッカーではJリーグの発足でヴェルディ川崎・横浜マリノスの2強争い。
- 大相撲では若貴(若乃花・貴乃花)の登場でブームを起こす。
- 柔道では小川直也・吉田秀彦・古賀稔彦・田村亮子が時代を築く。
- プロレスではインディー団体が次々旗揚げする。全日本プロレスでは四天王、新日本プロレスでは闘魂三銃士が登場し時代をリードする。
- 格闘技では空手団体正道会館がイベントのK-1を開催する。
後半期
- プロ野球では、ヤクルトスワローズの黄金時代。またFA制度の発生で西武ライオンズの主力選手による離脱で西武の黄金時代に終止符し、さらに読売ジャイアンツによるプロ野球主力選手による引き抜きを続く。
- Jリーグでは、ヴェルディ川崎・横浜マリノスの主力選手が移籍・引退での衰退により鹿島アントラーズ・ジュビロ磐田の2強争いや2部制導入によりJ1参入決定戦が行う。
- 大相撲で曙・若貴(若乃花・貴乃花)・武蔵丸時代を90年代中期~2000年代初頭まで迎える。
- 柔道で井上康生が登場し1996年の全日本柔道選手権では山下泰裕以来20年ぶりに高校生で出場。
- 格闘技では柔道選手であった小川直也がプロレスに転向進出、さらにグレイシー柔術のヒクソン・グレイシー・k-1のアンディ・フグ・ピーター・アーツらが格闘技ブームを巻き起こす。
[編集] 芸能界
前半期
- イカ天バンドが活躍する
- トレンディードラマの黄金時代。 アイドル冬の時代を迎え正統派アイドルは姿を消した。
- 音楽業界では1992〜1993年頃ビーイング系がブームを起こした。
- お笑い界ではとんねるず・ダウンタウン・ウッチャンナンチャンを中心となるお笑い第三世代がリードする。
後半期
- 音楽業界では小室ファミリーが一世を風靡した。
- 男性アイドルでは木村拓哉を筆頭とするジャニーズ事務所所属タレントが人気を集め、1980年代までの歌中心であった方針とは違い、役者業やバラエティーにも進出した。その反動で「トレンディードラマ」が陰りを迎える。
- 女性アイドルでは沖縄アクターズスクール出身の歌手が人気を集めた。
- お笑い界ではナインティンナイン・キャイーン・ココリコが活躍し、タモリのボキャブラ天国で活躍した爆笑問題・ネプチューン・くりぃむしちゅーなどと言ったお笑い第四世代に属する芸人が登場した。
末期