1899年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
10年紀: | 1870年代 1880年代 1890年代 1900年代 1910年代 |
年: | 1896年 1897年 1898年 1899年 1900年 1901年 1902年 |
|
西暦(グレゴリオ暦)1899年(せん はっぴゃく きゅうじゅう きゅう ねん)は、日曜日から始まる平年。
目次 |
[編集] 他の紀年法
- 干支:己亥
- 日本(月日は一致)
- 清:光緒24年11月20日 - 光緒25年11月29日
- 朝鮮(月日は一致)
- 阮朝(ベトナム):成泰10年11月20日 - 成泰11年11月29日
- 仏滅紀元:2441年~2442年
- イスラム暦:1316年8月18日~1317年8月27日
- ユダヤ暦:5659年4月19日~5660年4月29日
- 修正ユリウス日(MJD):14655~15019
- リリウス日(LD):115496~115860
[編集] できごと
[編集] 1月
- 1月1日 - クイーンズ島とスタテン島がニューヨーク市に合併。
- 1月3日 - 「ニューヨークタイムズ」紙の社説において、「自動車(automobile)」という単語が使用される(確認できる最も古い例)。
- 1月17日 - アメリカ合衆国がウェーク島を併合。
- 1月19日 - アングロ=エジプト・スーダンの成立(イギリスとエジプトによるスーダン支配の開始)。
- 1月21日 - ドイツの自動車メーカー・オペルが操業開始。
- 1月22日 - オーストラリアの6つの植民地代表がメルボルンで会合。
- クウェートがイギリスの保護国となる。
[編集] 2月
- 2月1日 - 東京・大阪間に電話開通
- 2月2日 - オーストラリアの州知事会議は、首都をメルボルンとシドニーの間におくことに合意(現在のキャンベラ)。
- 2月4日 - フィリピンのマニラで暴動が発生(米比戦争の開戦)。
- 2月6日 - アメリカ合衆国上院において、米西戦争の講和条約が批准される。
- 2月7日 - 中学校令改正、実業学校令公布
- 2月8日 - 高等女学校令公布
[編集] 3月
[編集] 5月
[編集] 6月
- 6月12日 - 阪神電気鉄道の前身、摂津電気鉄道株式会社が設立される。
- 6月20日 - 東京の歌舞伎座で、国産第一号の活動写真『芸者の手踊り』が上映される。
- 6月27日 - A・E・J・コリンズがクリケットの史上最高得点記録(628点)を樹立(試合開始6月22日)
[編集] 7月
- 7月14日 - ボリビア領だったアクレ州が独立を宣言。後にブラジルが介入してアクレ紛争となり、アクレ州は1903年にブラジル領となる。
- 7月17日 - 日本電気(通称NEC)が設立される。
- 7月25日 - 日本、ベルヌ条約に加盟。
- 7月29日 - 第1回ハーグ平和会議が終了し、ハーグ陸戦条約が締結される。
[編集] 8月
[編集] 9月
- 9月19日 - アルフレド・ドレフュスが釈放される。
[編集] 10月
[編集] 11月
[編集] 12月
- 12月2日 - 米比戦争: ティラード・パスの戦い
- 12月19日 - 福井銀行設立
- 12月26日頃 - ボーア戦争: マフェキングの戦いが始まる。翌1900年5月11日までの217日にわたる包囲戦の末、イギリスの優位が確定。
[編集] 日付不明
- 日本に初めてペストが侵入
- ダフィット・ヒルベルトが、現代的な幾何学の概念を築いた著書『幾何学の基礎』を出版。
[編集] 出生
[編集] 1月
- 1月7日 - フランシス・プーランク、フランスの作曲家(+ 1963年)
- 1月12日 - パウル・ヘルマン・ミュラー、スイスの化学者(+ 1965年)
- 1月11日 - 横田正俊、第4代最高裁判所長官(+ 1984年)
- 1月15日 - 赤尾敏、日本の政治家(+ 1990年)
- 1月17日
- 1月20日
- 1月30日 - 佐藤得二、日本の小説家(+ 1970年)
[編集] 2月
- 2月3日 - 老舍、中国の小説家(+ 1966年)
- 2月6日 - ラモン・ノヴァロ、メキシコの俳優(+ 1968年)
- 2月11日 - 山手樹一郎、日本の小説家(+ 1978年)
- 2月13日 - 宮本百合子、日本の小説家・評論家(+ 1951年)
- 2月15日 - ジョルジュ・オーリック、フランスの作曲家(+ 1983年)
- 2月20日 - 田河水泡、日本の漫画家(+ 1989年)
- 2月22日 - デチコ・ウズノフ、ブルガリアの画家(+ 1986年)
- 2月23日 - エーリッヒ・ケストナー、ドイツの小説家(+ 1974年)
- 2月27日 - チャールズ・ベスト、カナダの医学者(+ 1978年)
[編集] 3月
- 3月6日 - 宮沢俊義、法学者(+ 1976年)
- 3月7日 - 石川淳、日本の小説家(+ 1987年)
- 3月11日 - フレゼリク9世、デンマークの国王(+ 1972年)
- 3月13日 - ジョン・ヴァン・ヴレック、アメリカ合衆国の物理学者(+ 1980年)
- 3月29日 - ラヴレンティ・ベリヤ、ソビエト連邦の政治家(+ 1953年)
[編集] 4月
- 4月7日 - ロベール・カサドシュ、フランスのピアニスト、作曲家(+ 1972年)
- 4月23日
- 4月24日 - オスカー・ザリスキ、ロシア生まれのアメリカの数学者(+ 1986年)
- 4月29日 - デューク・エリントン、アメリカ合衆国のジャズ・ピアニスト(+ 1974年)
[編集] 5月
- 5月4日 - 笹川良一、日本の政治家、社会運動家(+ 1995年)
- 5月8日 - フリードリヒ・ハイエク、オーストリアの経済学者(+ 1992年)
- 5月15日 - ウィリアム・ヒューム=ロザリー、イギリスの金属学者(+ 1968年)
- 5月24日 - セザンヌ・ランラン、フランスのテニス選手(+ 1938年)
[編集] 6月
- 6月1日 - エドワード・チャールズ・ティッチマーシュ、イギリスの数学者(+ 1963年)
- 6月13日 - カルロス・チャベス、メキシコの作曲家、指揮者(+ 1978年)
- 6月14日 - 川端康成、日本の小説家(+ 1972年)
[編集] 7月
- 7月1日 - インディアナ・ジョーンズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズの主人公
- 7月5日 - マルセル・アシャール、フランスの劇作家(+ 1974年)
- 7月7日 - ジョージ・キューカー、アメリカ合衆国の映画監督(+ 1983年)
- 7月11日 - エルウィン・ブルックス・ホワイト、アメリカ合衆国のエッセイスト(+ 1985年)
- 7月15日 - ショーン・レマス、アイルランドの政治家、第6代首相(+ 1971年)
- 7月17日 - ジェームズ・キャグニー、アメリカ合衆国の俳優(+ 1986年)
- 7月21日
- 7月22日
- 7月23日 - グスタフ・ハイネマン、ドイツの政治家、連邦大統領(+ 1976年)
- 7月30日 - ジェラルド・ムーア、イギリスのピアニスト(+ 1987年)
- コンスタンディノス・ツァツォス、ギリシアの外交官・政治家、大統領(+ 1987年)
[編集] 8月
- 8月5日 - 壺井栄、日本の小説家・詩人(+ 1967年)
- 8月9日 - パメラ・トラバース、児童文学作家(+ 1996年)
- 8月13日 - アルフレッド・ヒッチコック、イギリスの映画監督(+ 1980年)
- 8月24日 - ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アルゼンチンの小説家・詩人(+ 1986年)
- 8月28日 - 張勉、大韓民国の政治家、第2代・第7代国務総理(+ 1966年)
[編集] 9月
[編集] 10月
[編集] 11月
[編集] 12月
- 12月2日 - ジョン・バルビローリ、イギリスの指揮者(+ 1970年)
- 12月3日 - 池田勇人、日本の政治家、第58・59・60代内閣総理大臣(+ 1965年)
- 12月9日 - ジャン・ド・ブリュノフ、フランスの作家、イラストレーター(+ 1937年)
- 12月16日 - ノエル・カワード、イギリスの俳優、脚本家、作曲家(+ 1973年)
- 12月21日 - 灘尾弘吉、日本の官僚・政治家、第61代衆議院議長(+ 1994年)
- 12月25日
[編集] 死去
- 1月16日 - 中村芝翫 (4代目)、歌舞伎役者(* 1831年)
- 1月21日 - 勝海舟、日本の武士、政治家(* 1823年)
- 1月29日 - アルフレッド・シスレー、フランスの画家(* 1839年)
- 2月25日 - ポール・ジュリアス・ロイター、ロイター社創設者(* 1816年)
- 3月18日 - オスニエル・チャールズ・マーシュ、アメリカ合衆国の古生物学者(* 1831年)
- 3月24日 - グスタフ・ヴィーデマン、ドイツの物理学者(* 1826年)
- 4月20日 - シャルル・フリーデル、化学者(* 1832年)
- 5月11日 - 川上操六、日本陸軍の参謀総長(* 1848年)
- 6月3日 - ヨハン・シュトラウス2世、オーストリアの作曲家、指揮者(* 1825年)
- 6月10日 - エルネスト・ショーソン、フランスの作曲家(* 1855年)
- 7月18日 - ホレイショ・アルジャー、アメリカ合衆国の小説家(* 1832年)
- 7月21日 - ロバート・グリーン・インガーソル、アメリカ合衆国の弁護士(* 1833年)
- 8月5日 - ウィリアム・K・バートン、お雇い外国人の技術者(* 1856年)
- 8月16日 - ローベルト・ブンゼン、ドイツの化学者(* 1811年)
- 9月2日 - アーネスト・レンショー、テニス選手(* 1861年)
- 10月2日 - エマ・ハーディング・ブリテン、心霊主義運動家(* 1823年)
- 10月5日 - ジェイムズ・ハーラン、第8代アメリカ合衆国内務長官(* 1820年)
- 11月10日 - ナサニエル・E・グリーン、画家・天文学者(* 1823年)
- 11月21日 - ギャレット・A・ホーバート、アメリカ合衆国の政治家、第24代アメリカ合衆国副大統領(* 1844年)
- 12月12日 - 池田茂政、第9代岡山藩主(* 1839年)
- 12月21日 - シャルル・ラムルー、指揮者(* 1834年)
- 12月22日 - ヒュー・ルーパス・グローヴナー、ウェストミンスター公(* 1825年)