ヴィラート (空母)
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艦歴 | |
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発注 | |
起工 | 1944年6月21日 |
進水 | 1953年2月16日 |
就役 | 1987年 |
退役 | |
その後 | |
除籍 | |
性能諸元 | |
排水量: | 基準 23,900 t、満載 28,700 t |
全長 | 226.9m |
全幅 | 48.78m 水線幅 27.4m |
吃水 | 8.8m |
機関 | 蒸気タービン4缶2基 2軸推進、57Mw |
最大速 | 最大28kt |
航続距離 | 6,500海里(巡航速度:14kt) |
乗員: | 1,350人 |
兵装 | バラクSAM 16発 40mm機関砲 2門 |
艦載機 | シーハリアー Ka-31 Ka-28 シーキング 合計 28機 |
レーダー | RAWL 02 対空捜索レーダー RAWS 08 対空・対水上捜索レーダー Rashmi 航海レーダー EL/M-2221 STGR 火器管制レーダー |
モットー | Jayema Sam Yudhi Sprdhah |
ヴィラート (INS Viraat R22, विराट) は、インド海軍の軽空母。インド海軍の旗艦である。1984年に退役したイギリス海軍のセントー級航空母艦「ハーミーズ」を購入し、改装したものであり、艦名はサンスクリット語で「巨人」を意味する。
[編集] 艦歴
インド海軍は1986年4月にハーミーズを購入、デヴォンポート造船所で12°のスキージャンプ甲板を含む広範囲改修を行った後、1987年に就役させた。購入後も寿命延長のための度々補修作業が行われたが、1993年9月に浸水事故を起こしたためその修復に数ヶ月を要した。1995年に現役復帰、新型レーダーが追加された。
1999年7月から2001年4月にかけて改修作業が行われ、推進システムの改良、防空センサーの追加、新型通信システムの導入、バラクSAM等の追加が行われた。ほぼ2年の作業後、2001年6月に現役復帰した。
2004年、インド海軍はロシアから15億ドルでアドミラル・ゴルシコフを購入、ヴィクラマーディティヤとして就役させる予定であるが、改装工事が遅れ就役時期が当初予定の2008年から2011年以降にずれ込む事を受け、空母戦力のギャップを埋めるためにヴィラートの退役を延ばし、2008年から2009年7月頃にかけてムンバイ及びコーチで近代化改修を行う事を決定した。
2代目ヴィクラントが就役する2013年頃まで現役に留まる予定である