リッチ・フランクリン
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リッチ・フランクリン | ||||||||
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基本情報 | ||||||||
本名 | リッチ・ジェイ・フランクリン (Rich Jay Franklin) |
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通称 | エース | |||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||||||
誕生日 | 1974年10月5日(33歳) | |||||||
出身地 | アメリカ合衆国 オハイオ州シンシナティ |
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所属 | チーム・エクストリーム | |||||||
身長 | 185cm | |||||||
体重 | 84kg | |||||||
階級 | ミドル級(UFC) | |||||||
スタイル | レスリング | |||||||
テーマ曲 |
リッチ・フランクリン(Rich Franklin、1974年10月5日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州出身の総合格闘家。チーム・エクストリーム所属。元UFC世界ミドル級王者。元数学教師という異色の経歴を持つ。
目次 |
[編集] 来歴
オハイオ州のシンシナティ大学で教育学の修士号と数学の学士号を取得。専業の総合格闘家となるまでは、シンシナティにあるオークヒルズ高校で数学教師をしていた[1]。
フリースタイルレスリングをバックボーンに持つ。かつてミレティッチ・マーシャルアーツ・センターに所属していた。
エクストリーム・チャレンジ等のマイナー団体で実績を重ね、プロ総合格闘技10戦無敗のまま2003年4月25日のUFC 42でUFCデビュー。エヴァン・タナーをTKOで破る。
2003年12月31日のINOKI BOM-BA-YE 2003に参戦し、LYOTOと対戦するが、2RTKOにより、総合格闘技で初の敗北を喫する。
2005年4月9日、The Ultimate Fighter 1 Finaleでケン・シャムロックを破ると、それまでのライトヘビー級からミドル級へ転向。6月4日、UFC 53でミドル級王者エヴァン・タナーを破り、第4代UFC世界ミドル級王者に輝く。
2005年8月~11月にかけて放送されたリアリティーショー「The Ultimate Fighter 2」ではマット・ヒューズと共にコーチを務めた。
その後、ネイサン・クォーリー、デビッド・ロワゾー相手にUFC世界ミドル級王座を2度防衛するが、2006年10月14日のUFC 64でアンデウソン・シウバに膝蹴りの連打によるTKOで敗れ王座を失う。
2007年6月16日、UFC 72のメインイベントで岡見勇信と対戦し、僅差の判定勝ち。ミドル級タイトルマッチへの挑戦権を手にした。
2007年10月20日、地元開催となるUFC 77でアンデウソン・シウバとのリベンジマッチを兼ねた世界ミドル級タイトルマッチに挑むが、2R序盤にパンチの連打からの膝蹴りによってダウンを奪われ、TKOで敗れる。
[編集] 戦績
総合格闘技 戦績 | ||||||
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27 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
23 勝 | 12 | 9 | 2 | 0 | 0 | 1 |
3 敗 | 3 | 0 | 0 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | イベント名 | 開催年月日 |
○ | トラヴィス・ルター | 2R 3:01 TKO(パウンド) | UFC 83: Serra vs. St-Pierre 2 | 2008年4月19日 |
× | アンデウソン・シウバ | 2R 1:07 TKO(右膝蹴り) | UFC 77: Hostile Territory 【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】 |
2007年10月20日 |
○ | 岡見勇信 | 3R終了 判定3-0 | UFC 72: Victory | 2007年6月16日 |
○ | ジェイソン・マクドナルド | 2R終了時 TKO | UFC 68: The Uprising | 2007年2月3日 |
× | アンデウソン・シウバ | 1R 2:59 TKO(左膝蹴り) | UFC 64: Unstoppable 【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】 |
2006年10月14日 |
○ | デビッド・ロワゾー | 5R終了 判定3-0 | UFC 58: USA vs. Canada 【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】 |
2006年3月4日 |
○ | ネイサン・クォーリー | 1R 2:34 KO(フック) | UFC 56: Full Force 【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】 |
2005年11月19日 |
○ | エヴァン・タナー | 4R 3:25 TKO | UFC 53: Heavy Hitters 【UFC世界ミドル級タイトルマッチ】 |
2005年6月4日 |
○ | ケン・シャムロック | 1R 2:42 TKO | The Ultimate Fighter 1 Finale | 2005年4月9日 |
○ | カーティス・スタウト | 2R 1:28 ギブアップ | Superbrawl 38 | 2004年12月12日 |
○ | ホルヘ・リベラ | 3R 4:28 腕ひしぎ十字固め | UFC 50: The War of '04 | 2004年10月22日 |
○ | ラルフ・ディロン | 1R アームロック | Alaska Fighting Championship | 2004年7月14日 |
○ | レオ・シルヴェスト | 1R 1:13 ギブアップ | Superbrawl 35 | 2004年4月16日 |
× | LYOTO | 2R 1:03 TKO(レフェリーストップ) | INOKI BOM-BA-YE 2003 | 2003年12月31日 |
○ | エドウィン・ディウィーズ | 1R 3:35 TKO | UFC 44: Undisputed | 2003年9月26日 |
○ | ロベルト・ラミレス | 1R 0:10 KO(パンチ) | Battleground 1: War Cry | 2003年7月19日 |
○ | エヴァン・タナー | 1R 2:40 TKO | UFC 42: Sudden Impact | 2003年4月25日 |
○ | アントニー・リア | 1R 2:46 TKO | UCC Hawaii: Eruption in Hawaii | 2002年9月17日 |
○ | ヤン・ペレリン | 1R 3:23 腕ひしぎ十字固め | UCC 10: Battle for the Belts 2002 | 2002年6月15日 |
○ | マーヴィン・イーストマン | 1R 腕ひしぎ十字固め | World Fighting Alliance 1 | 2001年11月3日 |
○ | デニス・リード | 1R 1:38 ギブアップ(打撃) | Extreme Challenge Trials | 2001年8月25日 |
○ | クリス・サイファート | 2R 1:45 ギブアップ(打撃) | Extreme Challenge 41 | 2001年7月13日 |
○ | トラヴィス・フルトン | 1R終了時 TKO(負傷) | リングスUSA Battle of Champions | 2001年3月17日 |
- | アーロン・ブリンク | 1R 無効試合(偶然の負傷) | IFC: Warriors Challenge 11 | 2001年1月13日 |
○ | デニス・リード | 1R 1:56 腕ひしぎ十字固め | Extreme Challenge 35 | 2000年6月29日 |
○ | ゲイリー・マイヤーズ | 3R 0:59 KO(キック) | WEF 9 - World Class | 2000年5月13日 |
○ | ロブ・スミス | 1R 2:30 TKO(パンチ連打) | Extreme Challenge 31 | 2000年3月24日 |
[編集] 獲得タイトル
- 第4代UFC世界ミドル級王者(2005年)
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
前王者 |
第4代UFC世界ミドル級王者 2005年6月4日 - 2006年10月14日 |
次王者 |