PB2Y (航空機)
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PB2Yはアメリカ海軍が第二次世界大戦時に使用した哨戒・爆撃用の4発飛行艇である。愛称はコロネド(Coronado)。コンソリデーテッド社が1937年に開発したが、機体の各部の修正に手間取ったり海軍に本機を発注する予算が無かったりしたため、制式採用は1939年になってからとなった。重武装の機体だったがエンジンが馬力不足で水上操作性もよくなかったため洋上哨戒任務ではあまり活躍できず、大戦の後期にはほとんどの機体が輸送任務に利用された。
なお、イギリス空軍にも洋上哨戒機として10機レンドリースされたが、結局カナダとスコットランド間の輸送任務に使用された。
[編集] スペック
- 全長: 24.15 m
- 全幅: 35.05 m
- 全高: 8.38 m
- 主翼面積: 165.36 m²
- 全装備重量: 30,845 kg
- 乗員: 10 名
- 発動機: P&W R-1830-88 ツイン・ワスプ 空冷星型 18気筒 1,200 hp×4
- 最高速度: 360 km/h
- 航続距離: 3,717 km
- 実用上昇限度: 6,370 m
- 武装
- 12.7 mm機関銃 ×8
- 1000 lb(450kg)爆弾 ×8(爆弾倉)、1000 lb(450kg)爆弾 ×4(主翼下)