P902iS
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キャリア | NTTドコモ |
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製造 | パナソニック モバイルコミュニケーションズ |
発売日 | 2006年6月7日 |
概要 | |
音声通信方式 | FOMA(W-CDMA) (800MHz,1.7GHz,2GHz) |
形状 | 折りたたみ式 |
サイズ | 106 × 49 × 21 mm |
質量 | 109(カスタムジャケット非装着時) 114(カスタムジャケット装着時) g |
連続通話時間 | 約150分(音声電話時) 約100分(テレビ電話時) |
連続待受時間 | 約550時間(静止時) 約380時間(移動時) |
データフォルダ | 不明 |
外部メモリ | miniSD (2GBまで、DoCoMo発表) |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | あり |
放送受信機能 | 非対応 |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | QVGA (240×320ドット) |
サイズ | 2.4インチ |
表示色数 | 約26万色 |
サブディスプレイ | |
方式 | LED |
解像度 | 7×7ドット |
サイズ | - |
表示色数 | モノクロ |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約202万画素νMaicovicon |
機能 | AF非対応 |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約11画素画素CMOS |
機能 | - |
カラーバリエーション | |
クリムゾンレッド | |
ホワイト | |
ブラック | |
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FOMA P902iS(フォーマ・ピー きゅう まる に アイ・エス)は、パナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)によって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末製品である。
目次 |
[編集] 概要
902iSシリーズとしてSH902iSに継いで発売された。外部メモリーはminiSD(2GBまで:ドコモ発表。それ以上は自己責任)対応である。カメラ性能はνMaicovicon202万画素(有効画素数:192万画素)。テレビ電話用のサブカメラはCMOS約10万画素。SD-Audio(AAC/AAC+SBR)に対応する。フォルムはP902iを引き継いだカスタムジャケットである。背面にはP901iS同様に白色LEDを用いた7×7ドットのドットエリアを搭載し、そのLEDによってアニメーションを表示することができる。その他にもP902iと同様にBluetooth通信機能を備え、対応機器同士で電話帳データの交換や、ワイヤレスイヤホンでSD-Audio/iモーションの音声(iモーションプレーヤーのみ)/着うたフルを聞くこともできる。またiモーションプレーヤーでP902iと同じくVIERA(PX500/LX500シリーズ)で録画した,コピーワンス番組(CPRM動画)の再生に対応。(PCでの再生は不可能)
この端末のボタンは黄緑色に光る。
P902iSではこのBluetooth通信機能を利用した専用のイヤホンが付属した限定のミュージックエディションが存在する。また、ドコモ初の着うたフル、3Gローミング (WORLD WING) に対応した。
iアプリは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」、「ポケメート」、「2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会」、「ドットクリエーター」、「Gガイド番組表リモコン」、「DCMXクレジットアプリ」、「ケータイクレジットiD」を搭載。
902iSシリーズの共通機能として、1.7GHz帯の対応、DCMXアプリのプリセット、着もじ、おまかせロック、外部メモリへのコンテンツ移行(SDバインディング)、デコメール署名、電話帳預かりサービス、パケット通信中のテレビ電話対応等がある。
また、着うたフル対応であるが、本体容量は23MBとなっておりHE-AACのデータ4分の曲を64mbpsで保存すると おおよそ12曲前後が保存可能。またminiSDも2GBまで対応なので、そちらを使えばより多く着うたフルの保存ができる。
[編集] 歴史
- 2006年3月20日:技術基準適合証明 (TELEC) 通過
- 2006年3月31日:電気通信端末機器審査協会 (JATE)通過
- 2006年5月11日:D902iS、F902iS、N902iS、SH902iS、SO902iWP+、N902iX HIGH-SPEED、DOLCE SL、SA702i、SO702i、M2501 HIGH-SPEEDと同時にドコモよりプレスリリース
- 2006年6月7日:発売開始
[編集] 不具合
P902i/P902iS共に「Bluetoothを使用して携帯電話、パソコン、カーナビなどに電話帳データを転送しても失敗する場合がある」との発表があり、2006年11月14日よりソフトウェア更新が可能。