ONEOR8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ONEOR8(わんおあえいと)は、田村孝裕、恩田隆一、冨塚智、今井千恵、冨田直美、和田ひろこ、野本光一郎、平野圭、伊藤俊輔の計9名で構成される劇団。
1997年(平成9年)3月に池袋の専門学校舞台芸術学院の演劇部本科47期の同級生が卒業し旗揚げした。2001年よりほとんどの公演で外部からさまざまな個性の役者を客演で迎えている。2003年に初めて新宿THEATER TOPSに進出。自転車店、中華料理屋、幼稚園の職員室など、ありふれた日常的空間を舞台に、登場人物の多くは地味でどこか弱さのあるキャラクターで、普段は目を向けられることの少ない者や弱き者を打ち消すことなく、たとえほとんどセリフのない役であってもその内面の本質を見つめることを忘れない作風で高い評価を得ている。時にやさしく、時にあらわに、時に笑いをもって人間を描写し切なさややるせなさといった感情を紡ぎ出す会話劇は、その独特で柔らかな空気で客席を包み込む。2008年、過去に3公演客演として招かれ、近年は演出助手として劇団に古くから携わっていた伊藤俊輔が正式加入し、9人体制となる。
目次 |
[編集] メンバー
- 作・演出 田村孝裕
- 俳優
- 恩田隆一(主宰)
- 冨塚智
- 今井千恵
- 冨田直美
- 和田ひろこ
- 野本光一郎
- 平野圭
- 伊藤俊輔
[編集] 主な出演番組
[編集] 主な公演
- 「まほろばにて、」(1998年、旗揚げ公演)
- ロンドンと巴里(第2回公演)
- 陽がまた昇る また陽が暮れる(1999年、第3回公演)
- ニットキャップマン(第4回公演)
- シケモクと猿股(2000年、第5回公演)
- ひきずる裾、無い袖を振る。(第6回公演)
- 裸足(2001年、第7回公演)
- 一夏二夏(第8回公演)
- 秋うらら(第9回公演)
- garden(2002年、第10回公演)
- ゴールデンアワー(第11回公演)
- 春へと。(2003年、第12回公演)
- 鈴とファンファーレ(第13回公演)
- 最後の恐竜(2004年、第14回公演)
- 裸足(第15回公演、再演)
- Turkey(第16回公演)
- 29(2005年、第17回公演)
- ゼブラ(第18回公演)
- パレード(2006年、第19回公演)
- 電光石火(第20回公演)
- COLT GOVERNMENTS~コルトガバメンツ(2007年、劇団員男優4名によるB面公演)
- ゼブラ(第21回公演、再演)
[編集] 外部リンク
この「ONEOR8」は、舞台芸術に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています(Portal:舞台芸術)。 |