mora win
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mora win(モーラウィン)は、レーベルゲートが2006年9月26日に開始したWindows Media形式の音楽および動画配信サービス。「MusicDrop」からサービス名を変更した。日本においてはWindows Media Playerのオンラインストアとして機能している。同社がソニーのATRAC3フォーマットで配信しているmora(モーラ)に対して、Windows Media Technologies フォーマットで配信しているのが特徴。 2008年5月時点での配信楽曲数は80万曲。レーベルゲートが運営していることから、Windows Media形式の音楽配信サイトで唯一、ソニー・ミュージックエンタテインメントも参加している。
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[編集] 利用方法
Windows Media Player 10または11がインストールされているパーソナルコンピュータであれば利用可能。
[編集] 決済方法
決済は、以下2通りの利用が可能。
- クレジットカード VISA、MasterCard、JCB、Diners Club International
- プリペイドカード NET CASH/mora music card及びWebMoney
※2008年5月より「mora」で利用できる決済方法と統一化された。
[編集] 歴史
- 2004年10月20日-moraとは別にWindows Media方式の配信サービス「MusicDrop」開始。
- 2006年9月26日-「MusicDrop」が「morawin」にリニューアルし、同時に動画配信サービスを開始する。
- 2006年12月7日-mixiミュージックとの連携を開始
- 2007年5月28日-Windows Media Player 11の「おすすめオンラインストア」となり、同時にJ-WAVEのインターネットラジオ「Brandnew J」との連携を開始
- 2007年10月2日-「Type1 Music Store」としてWindows Media Player11に常駐し操作体系を一体化したサービスを開始
- 2007年11月17日-ソフトバンクモバイルの音楽サービス「S!ミュージックコネクト」とのサイト連携を開始
- 2007年11月22日-WILLCOMの「Advanced/W-ZERO3[es]」に対応した
- 2007年11月26日-“Type1 Music Store”のプラグインソフトが100万ダウンロードを突破
- 2007年12月3日-WebMoneyによる決済が可能になる。
- 2007年12月12日-「mora」及び、「morawin」が2007年の年間ダウンロード・ランキング発表する。さらにSME、ポニーキャニオン、FLMEの音源の外部機器への転送の変更およびCD-Rへの書き込みが10回まで可能になり、ほとんどの楽曲がCD-Rに書き込めるようになった。理由はSMEは不明だが、ポニーキャニオンとFLMEはiTunes Storeに楽曲配信を開始したからであろう。
- 2008年1月31日-“Type1 Music Store”内にTOKYO FMのインターネットラジオ「Magic 702」が追加された。
- 2008年5月30日-ソフトバンクモバイル社「S!ミュージックコネクト プレーヤー」向けPC音楽配信サービス「mora win[モーラ ウィン] for S!ミュージックコネクト」スタート。
[編集] 関連項目
[編集] その他
Windows Media Player 11での利用の場合、プラグインソフトをインストールすることにより、検索性能などを向上させることが出来る。