8 (THE YELLOW MONKEY)
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| THE YELLOW MONKEY の アルバム | ||
| リリース | 2000年7月26日 | |
| 録音 | 1999年9月 - 2000年6月 (REAL WORLD STUDIOS) (AIR STUDIOS) (ONKIO HAUS) (Bunkamura Studio) (Warner Music Recording Studio) (Studio bΛlb) (Burnish Stone Studio) |
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| ジャンル | J-ROCK | |
| 時間 | 60分15秒 | |
| レーベル | BMGファンハウス | |
| プロデュース | 吉井和哉 | |
| チャート最高順位 | ||
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| THE YELLOW MONKEY 年表 | ||
| SO ALIVE (1999年) |
8 (2000年) |
TRIAD YEARS actI&II (2001年) |
8（ハチ）は日本のロックバンド、THE YELLOW MONKEYの8枚目にして最後のオリジナルアルバム。
2000年7月26日にBMGファンハウスよりリリースされた。
初回盤のみ本作未収録となったシングル「MY WINDING ROAD」と「SO YOUNG」2曲のリマスターバージョンを収録した特典ディスク付。
目次 |
[編集] 解説
前作『PUNCH DRUNKARD』まで、年に1 - 2枚のペースでオリジナルアルバムをリリースしてきた彼らだが、本作がリリースされるまでには実に2年以上を要している。113本に及んだ「PUNCHDRUNKARD TOUR」とそれに伴う休養期間の後、バンド史上初めて外部のプロデューサーを起用して制作されたコラボレーションシングル3作、「SPRING TOUR」、吉井渾身のセルフプロデュースシングル「パール」を経てイエローモンキーのサウンドは変貌を遂げるが、これには否定的なファンもいた。[1]
タイトルの由来は単純に8枚目のオリジナルアルバムであることと、「SPRING TOUR」から続くテーマである「蜂」とのダブルミーニング。
発売当時、今まで欠かされる事のなかったアルバム発売後のツアーが無かった（夏フェスに精力的に参加はしていたが）こと、菊地英昭や廣瀬洋一作曲の楽曲が収録されていない、吉井のソロ曲とも言える「メロメ」など、これらの要素は後の活動休止の予兆を少なからず感じさせていた。事実、吉井は2000年の4月に「（バンドを）辞めたい」と切り出していたという。[2]
なお、このアルバムの初回盤には前述の通り未収録となったシングル曲の12cmCDが付属しているが、それらの楽曲は歌詞カードにもジャケットにもタイトルが記載されておらず、初回盤と通常盤の表面上のデザインは変化が無く、ケースの大きさで判断できるようになっている。
[編集] 収録曲
- ジュディ
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY） - サイキック No.9
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY）- 「SPRING TOUR」にて先行披露されていた曲。
- GIRLIE
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY・JON JACOBS・DAVID MAURICE） - DEAR FEELING
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY・笹路正徳）- シングル『SHOCK HEARTS』のカップリング。
- HEART BREAK
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY・笹路正徳・森俊之）- シングル『バラ色の日々』のカップリング。シングルとはバージョン違いで管楽器のパートが省かれているなどの違いがある。
- 人類最後の日
（作曲：THE YELLOW MONKEY / 編曲：THE YELLOW MONKEY）- 初のバンドのセッションにより作られた曲。歌詞は無いが、叫び声が収録されている。
- SHOCK HEARTS
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY・森俊之）- 21stシングル。シングルのジャケットデザインは永井豪が手掛けた。バラ色の日々からこのSHOCK HEARTSまでは「実験3部作」とも言われており、それまでとは大きく違った音造りを行っている。なお、このアルバムに収録されたシングル曲と「BRILLIANT WORLD 」、「プライマル。」はほぼ同時に録音が始まっており、ツアー後の活動再開時点でどの順番で出すのかを話し合っていたという。
- 聖なる海とサンシャイン
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY・朝本浩文） - カナリヤ
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE SAINT・THE YELLOW MONKEY） - パール
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY）- 22ndシングル。吉井にとっては特別な思い入れがあり、「『JAM』のマジックがもう一度起こるようにと願いながら作った」と語っている。
- STONE BUTTERFLY
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE SAINT・THE YELLOW MONKEY）- シングル『パール』のカップリング。
- メロメ
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：吉井和哉・JON JACOBS・DAVID MAURICE）- 全編ピアノとストリングスのみで構成された曲。ライブ『メカラウロコ8』ではバンドアレンジで披露された。
- バラ色の日々
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY・朝本浩文）- 19thシングル。
- 峠
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY）
[編集] 特典ディスク（初回盤のみ付属）
- MY WINDING ROAD
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY）- 17thシングル。「PUNCH DRUNKARD TUOR」中にレコーディング、リリースされた。
- SO YOUNG
（作詞・作曲：吉井和哉 / 編曲：THE YELLOW MONKEY）- 18thシングル。こちらも「PUNCH DRUNKARD TUOR」中にレコーディングされた。この曲がアルバムの初回盤のみという形になったのは、「第一期THE YELLOW MONKEY最後の曲」という意向から、本来「第二期のスタート」となるはずであった本作には入ってはいけないということである。後に吉井はこの楽曲を「実質的なTHE YELLOW MONKEYの解散ソング」としており、「バンドの遺影があるとすればこの曲の頃の写真」とも語っている。吉井は解散してから暫くはこの曲を歌うことも出来なかったと語っており、つい最近になりCHEMISTRYの堂珍とカラオケに行った際にダメストリーとして歌ったところ、改めて楽曲のよさに気付いたという。
[編集] 参加ミュージシャン
- 三国義貴 - キーボード
- 森俊之 - キーボード
[編集] 参考文献・出典
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