鹿児島東西道路
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鹿児島東西道路(かごしまとうざいどうろ)は、鹿児島市鹿児島市田上から同市上荒田町至る延長3.4kmの国道3号バイパス(地域高規格道路)である。現在、九州自動車道鹿児島ICと鹿児島市街地は、武岡トンネルを介して連絡しているが、慢性的な交通渋滞が発生しており渋滞を緩和するために計画された。新トンネル完成時には、既存トンネルを鹿児島市街地方向、また、新トンネルを鹿児島IC方向に利用し、双方が一方通行になる予定。
九州自動車道鹿児島ICと国道225号鹿児島港天保山(てんぽざん)交差点を結ぶ計画中の自動車専用道路である鹿児島東西幹線道路のうち、現在着工している都市計画決定されている鹿児島IC - 建部IC(武岡トンネル入口)間とそれより先(地下道路形式)の甲南IC間のまで名称。全体構想では甲南ICから先は地上に上がり高架道路で天保山交差点付近まで向かい、さらにその先は鹿児島南北道路(国道10号と指宿方面を中心部を避け、臨海部に沿って結ぶ自動車専用道路の構想)が立体交差するJCTが造られる予定となっている。
現在着工中の区間は、長期計画の実行というより緊急避難的な色彩が強く、鹿児島ICから、鹿児島市内への道路国道3号鹿児島道路の武岡トンネルの渋滞を解消する事を目的にとしてトンネルの4車線化工事と今後、南九州西回り自動車道が北上し整備完工に近づくに従い交通量の増加は避けられないため、鹿児島ICのJCT部分の車線増および出入口の増設工事が行われている。2009年度を完成目標としている。
[編集] インターチェンジなど
- (鹿児島IC:予定(九州自動車道・南九州西回り自動車道))
- (建部IC:予定)
- (甲南IC:予定)
[編集] 鹿児島東西幹線道路
- (天保山IC:予定(鹿児島南北幹線道路:予定))