鶴田駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鶴田駅 | |
---|---|
駅舎(2007年3月撮影) |
|
つるた - Tsuruta | |
◄宇都宮 (4.8km)
(9.5km) 鹿沼►
|
|
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■日光線 |
キロ程 | 4.8km(宇都宮起点) |
所在地 | 栃木県宇都宮市西川田町 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 島式 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,416人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1902年(明治35年)9月13日 |
鶴田駅(つるたえき)は、栃木県宇都宮市西川田町1079にある東日本旅客鉄道(JR東日本)日光線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎側のホームは使われていない。指定席券売機と簡易Suica改札機が設置されている。
1 | ■日光線 | 宇都宮方面 |
2 | ■日光線 | 日光方面 |
[編集] 発車メロディ
日光方面は『浜千鳥』、宇都宮方面は『すみれの花咲くころ』を使用していたが、2006年2月11日に放送装置が更新され、メロディーが上下逆に使われ、さらにバージョンも変更されたが、同年5月25日に、発車メロディを櫻井音楽工房製に再度変更、日光方面が『シンコペーション』、宇都宮方面が『see you again』になった。これは放送装置の設定を変更したためである。変更前は設定がおかしくよく混線していた。
[編集] 利用状況
2006年度の1日平均乗車人員は1,416人である。
[編集] 駅周辺
- 鶴田駅前郵便局
- 栃木県立宇都宮高等学校
- 日光線は鶴田駅の宇都宮駅側直ぐ東において宇都宮高等学校の校庭を横断している。
- 富士重工業宇都宮製作所
- 栃木県道2号宇都宮栃木線
- 日光線上をオーバーパスする。
- 栃木県道3号宇都宮亀和田栃木線
- 宇都宮環状道路(宮環)
- 日光線下をアンダーパスする。
- 栃木県道155号羽生田鶴田線
[編集] 路線バス
関東自動車のバス停留所(終点)がある。
- 運行系統
[編集] 歴史
- 1902年(明治35年)9月13日 - 日本鉄道の駅として開業。旅客営業のみ。
- これ以前に現在の駅位置より西よりに砥上駅(とがみえき)が存在したが、鶴田駅開業時に廃止(移転・改称とも)されている。
- 1903年(明治36年)3月16日 - 貨物の取扱いを開始。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道国有化、国有鉄道に移管。
- 1970年(昭和45年)3月15日 - 旅客手荷物・小荷物の取扱いを廃止。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 小荷物の取扱いを再開。
- 1976年(昭和51年)5月1日 - 小荷物の取扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 車扱貨物の取扱いを廃止し、貨物営業終了。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 車扱貨物の取扱いを、鉄道車両に限り再開。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道と日本貨物鉄道が継承。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 日本貨物鉄道の駅が廃止され、貨物営業終了。
- 2008年(平成20年)1月31日 - 指定席券売機稼動開始(日光線で一番早い)
- 2008年(平成20年)2月29日 - みどりの窓口の営業を終了。
- 2008年(平成20年)3月15日 - Suicaのサービス開始。
かつては東武鉄道大谷線や専売公社工場(1984年2月廃止)および富士重工業宇都宮製作所への専用線とも接続していた。
東武鉄道大谷線の線路跡(鶴田駅から市中央公園まで)は宇都宮環状線の工事で鶴田駅付近の遺構は消えたが、鶴田駅から分岐する橋脚跡(羽生田街道を市内方面から行き日光線踏み切り手前右側)はまだ残っている。線路跡はイエローハット下砥上店と道路の境界の柵が道路に並行していない部分が、線路跡の名残となっていて、そこからリフレ裏側を通り、鹿沼インターどおりのガソリンスタンドの脇に出る道が線路跡である。ここからまこと幼稚園のうら(このあたりは線路跡で唯一道床が残っていて勾配標が残っている)を通って、その先は現在明保通りとなっている。
専売公社専用線は、現在、歩行者自転車のみ通行可の「なかよし通り」という道に改装されている。なお、同線の記念碑が「なかよし通り」沿い、駅から300m程のところにある。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
日光線 |
---|
宇都宮 - 鶴田 - 鹿沼 - 文挟 - 下野大沢 - 今市 - 日光 |