高田中学校・高等学校
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高田中・高等学校（たかだちゅう・こうとうがっこう）は三重県津市の私立中学校・高等学校。三重県内の中学・高校の最高峰であり、東海地方でも屈指の大学合格実績を持つ進学校である。
母体は真宗高田派の本山・専修寺による学校法人高田学苑。そのため、学業のみならず仏教を通した人格形成にも重きを置いており、仏教の授業や仏教行事などが行われている。また、高田派寺院の僧侶を兼職している教員も多い。
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[編集] 歴史
江戸時代末期1714年正徳4年頃、専修寺の講堂に勧学堂の額を掲げ、宗典が講義されたのが学校の始まりである。
明治4年（1871年）専修寺内に、僧に仏典や漢文を教える場として貫練場が創立され、翌年から一般子弟も教えるようになった。この明治5年が開校の年となっている。
[編集] 教育
中高一貫教育の6年制と、高等学校単独の3年制（I類・II類）とがある。6年制と3年制とはクラス編成もカリキュラムも別立てで、同じ敷地内ではあるが校舎も異なる。体育館などは共通である。
6年制では中学1年生時の5人の担任が高校卒業まで持ち上がりでクラスを担当し、一貫した指導がなされている。他の中学校から高校入学時に6年制へ編入することも可能であったが、2008年度より廃止された。これには、編入組が内容についていけないことが多くあったことや中学受験生が多くなったことが理由にあげられる。
2006年、未履修問題で時間割に大幅な変更がされ、中学校から7限授業が導入された。
[編集] 進学実績
6年制(共学・定員200人)は、東海地方でも屈指の大学合格実績を誇り、東大・京大・国公立大医学部進学率で、東海地方トップの座を愛知の東海高校と競っている。また、卒業生のほぼ全員が旧帝大や早慶水準以上の大学に進学するなど、全国的に見ても全国20傑に選ばれる水準であり、文一・理三・京医・慶應医といった最難関に毎年生徒を多数送り出すのも特徴である。
3年制では、毎年卒業生の半数以上が4年制大学に進学しており、特にII類コースでは国公立大および難関私立大への進学を目標とした指導を行っている。近年では3年制から名古屋大学、京都大学等への合格者もだしている。
かつては中学校に「3年コース」も設けられていたが、1980年入学生を最後に、1981年入学生からは6年制（中高一貫教育）のみの設置となった。3年コースからは当時の県立高校総合選抜制度における第2群の津高・津西高に進む者が圧倒的多数であり、津高や津西高を経て難関大学に進んだ高田中学卒業生も多かった。
[編集] 部活動
部活動も盛んに行われており、高校の部活動では、6年制も3年制も同じクラブに所属する。 特徴的な部活としては、三重県の中学では珍しい鉄道研究会、科学部や数学研究部、三重県の高校で唯一の馬術部、ボランティア活動を行う仏青部などがある。
[編集] 出身有名人
- あべ静江 - 女優、歌手、タレント
- 春咲巴香ーはるさきともかOSK日本歌劇団（ＯＳＫ－大阪松竹歌劇団）団員
- 桂三発ー落語家、元町会議員
- 桶田敬太郎 - お笑い芸人、構成作家、元・フォークダンスDE成子坂
- うたまろ - 小堀力 - 歌手
- うたまろ - 加藤一輝 - 歌手（中退?）
- 茨木政彦 - 週刊少年ジャンプ編集長
- 藤崎弘士 - NHKアナウンサー
- 粉川真一 - TBS系宮崎放送アナウンサー
- 太田清信 - 元近鉄バファローズ（現オリックス・バファローズ）投手
- 久保田修平 - 弁護士
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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