青木やよひ
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青木 やよひ(あおき やよい、1927年6月13日 - )は、ノンフィクション作家、評論家。静岡県出身。
旧制東京薬学専門学校(現東京薬科大学)卒業、出版社勤務、『ロマン・ロラン全集』(みすず書房)の編集に携わるかたわら、片山敏彦の知遇を得て文筆活動をはじめる。1970年代以降、大学や市民講座で女性学を講じながらベートーヴェン研究に取り組む。1983年前後、エコロジカル・フェミニズムを掲げて上野千鶴子と論争したりしたが、近年はベートーヴェン研究一筋になる。
[編集] 著書
- 愛の伝説 恋人としての芸術家と女たち 三一書房・高校生新書 1968
- ポピの国 砂漠のインディアンを訪ねて 潮出版社 1975
- 子供をゆがめるのは何か 第三文明社 1981
- 女性・その性の神話 オリジン出版センター 1982
- 性差の文化 比較論の試み 金子書房 1982
- フェミニズムとエコロジー 新評論 1986
- 母性とは何か 新しい知と科学の視点から 金子書房 1986
- 女が自由を生きるとき 感性からのフェミニズム オリジン出版センター 1988
- シングル感覚 新しい女たちの選択 広済堂出版 1989
- 遥かなる恋人に ベートーヴェン・愛の軌跡 筑摩書房 1991 「ベートーヴェン・不滅の恋人」河出文庫 「ベートーヴェン〈不滅の恋人〉の探究」平凡社ライブラリー
- やさしい関係 共生感覚の時代へ 広済堂出版 1992
- ちょっと変じゃない? 「女らしさ」「男らしさ」ってなんだろう 小峰書店 1992
- ホピ・精霊たちの台地 アメリカ・インディアンからのメッセージ PHP研究所 1993
- 共生時代のフェミニズム ひらかれた未来をもとめて オリジン出版センター 1994
- ボヘミア・ベートーヴェン紀行 <不滅の恋人>の謎を追って 東京書籍 1995
- ベートーヴェン<不滅の恋人>の謎を解く 講談社現代新書 2001
- ゲーテとベートーヴェン 巨匠たちの知られざる友情 平凡社新書 2004
[編集] 編著共著
- 誰のために子どもを産むか 人口論と女と性革命(編)風濤社 1976
- 戦争と女たち 女の論理からの反戦入門(編)オリジン出版センター 1982
- フェミニズムの宇宙 (編)新評論 1983 (シリーズプラグを抜く)
- シングル・カルチャー ポスト家族のゆくえ (編)有斐閣 1987
- 私らしさで産む、産まない 丸本百合子共著 農山漁村文化協会 1991
- 図説ベートーヴェン 愛と創造の生涯 編著 河出新房新社 1995
[編集] 翻訳
- 性差 その起源と役割 エレノア・E・マッコビィ 家政教育社 1979
- ベートーヴェンの日記 久松重光共訳 岩波書店 2001