雷獣
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雷獣(らいじゅう)とは、落雷とともに現れる鼬(いたち)または猛獣容で姿形は定まらない妖怪。一説には『平家物語』において源頼政に退治された鵺は実は雷獣であるともいわれる。絵や彫刻などに雷神とともに描かれる。
その生態から、雷獣の正体はハクビシンではないかとする説もある。
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[編集] 特徴
- 雷を落とすと消えてしまう。
- この妖怪がいると、雷が落ちてきてもおかしくない。
- この妖怪を見た者は発狂するといわれているが、トウモロコシを食べさせれば治るという(それはこの妖怪がトウモロコシが好物だかららしい)。
[編集] 創作における雷獣
- 『青いブリンク』ブリンクは雷獣という設定。原案・監督は手塚治虫。
- 高橋留美子『犬夜叉』【雷獣兄弟飛天・満天(アニメ版では雷獣一族の生き残り、蒼天も登場)】
- 藤田和日郎『うしおととら』【とら(雷獣と呼ばれたこともある)】
- ゲームフリーク『ポケットモンスター』【ライコウ】
- CLAMP『xxxHOLiC』【雷獣】
- 木下さくら、東山和子『 tactics』 主人公、春華を慕う雷獣の兄弟。
- 安西信行『烈火の炎』【雷神】
- アトラス『真・女神転生III-NOCTURNE』【妖獣 ライジュウ】
- アトラス『DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー』【獣族 ライジュウ】
- アトラス『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』【雷電族 ライジュウ】