陶山節子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
陶山節子（すやませつこ,（旧姓、吉川）1903年12月18日-2000年8月8日）は日本の宣教師の通訳者、伝道者、福音派の指導者の一人。
[編集] 生涯
- 1903年 横浜市に生まれる。米国メソジスト・プロテスタント教会本部によって設立された横浜英和女学校在学中に校長のハジズ師の薫陶を受け、第三美普教会（日之出町）で洗礼を受ける。東京女子大学卒業。内村鑑三の集会に出席した。
- 1935年 実業家、政治家、詩人の陶山篤太郎と結婚。
- 1941年 陶山篤太郎が肺結核のために死去。共立女学校で英語教師として勤務する。
- 1946年 ユース・フォー・クライストの集会で回心を経験。浸礼による洗礼を受け直した。
- 1947年 共立女学校を退職、宣教師たちの通訳をする。
- 1948年 ジョセフ・Ｇ・ミーコ宣教師と共に山形県で伝道を開始した。
- 1949年 山形バプテスト教会（現在の保守バプテスト同盟山形第一聖書バプテスト教会）設立。
- 1952年 ミーコ宣教師の一時帰国に伴い、陶山を中心に山形福音伝道隊を設立。
- 1962年 東京キリスト教短大（現在の東京基督教大学）女子寮舎監になる。
- 1967年 山形に戻り、山形第一聖書バプテスト教会伝道師、東原幼稚園園長に就任
- 1977年 東原幼稚園園長を辞任、名誉園長になる。
- 1993年11月 日本福音振興会より、日本福音功労賞を受賞。
- 2000年 山形市にて老衰により死去。
[編集] 著書
- 『幼児たちとともに』
