関連太郎
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関 連太郎(せき れんたろう、1981年8月23日 - )は、社会人野球選手(投手、右投げ右打ち)である。新日本石油ENEOS所属。181cm、84kg。背番号は25。
[編集] 人物・来歴
岩手県盛岡市出身、その後家族で埼玉県に転居。武南高等学校では3年次に内野手(ショート)から投手に転向した。その後城西大学に進学したものの、ヒジ痛を発症して一度は野球を断念。同校中退後は郵便局に勤務していた。
2002年、全浦和野球団に入部して投手としてプレーを再開。その後郵便局を辞めて渡米、野茂英雄らがオーナーを務める米独立リーグのエルマイラ・パイオニアーズに入ったが、足を故障して帰国し、全浦和に復帰。2004年シーズンはストッパーを務め、第17回JABA一関市長旗争奪クラブ野球大会制覇に貢献した。
2005年、サムライ・ベアーズのセレクションに合格して再び渡米。シーズン10勝を挙げている(なお、サムライ・ベアーズはチーム全体で33勝だった)。
翌2006年はサムライ・ベアーズの同僚だった高倉啓司らと共に、地元の岩手県に設立されたクラブチームである岩手21赤べこ野球軍団に加入。エースとして前田勝宏らと共に投手陣の大黒柱として活躍した。第77回都市対抗野球の東北2次予選の対TDK戦では1安打完投勝ちを収め、この実力が認められて高倉と共にTDKの補強選手となり、TDKの都市対抗野球制覇にも貢献した。
2007年シーズンも岩手21赤べこ野球軍団のエースとしてチームを引っ張り、都市対抗野球本大会初出場の原動力となった。
同年、岩手21赤べこ野球軍団の休部に伴って新日本石油ENEOSに移籍している。
[編集] 球歴
武南高(1997~1999)→城西大(2000、中退)→全浦和野球団(2002)→米独立リーグ、エルマイラ・パイオニアーズ(2003)→全浦和野球団(2004)→米独立リーグ、ジャパン・サムライ・ベアーズ(2005)→岩手21赤べこ野球軍団(2006・2007)→新日本石油ENEOS(2008~)