出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鉄道警察官・清村公三郎(てつどうけいさつかんきよむらこうさぶろう)は、テレビ東京系列で水曜21時~22時48分の水曜ミステリー9枠で放送されたシリーズの一つ。第1作が2005年9月25日に放送され、以来5作が制作・放送されている。原作・原案は島田一男。制作はテレビ東京、BSジャパン、IMAGICAディーシー21。
[編集] 主な登場人物
- 警視庁鉄道警察隊・東京分駐所(2・3作では架空の丸の内分駐所)に勤務する警察官。警視庁巡査部長。元国鉄の鉄道公安職員出身のためか、鉄道マンとしての意識が強い。鉄道での旅をこよなく愛し、ローカル鉄道巡りが大好きである。「キヨさん」と同僚に呼ばれている事もある。
- 公三郎の妻。パソコンでの株取引に熱中しているが、娘の嫁入り資金稼ぎのためである(第1作)。ダイエットに取り組むも、どの方法も三日坊主と娘に指摘されている。
- 公三郎の娘。中央本線の特急「あずさ」から名付けられているが、「梓川の清流のごとく、優しく清らかな心を持った女性になって欲しい」という意味も込められている。
- 警視庁鉄道警察隊・東京分駐所(2・3作では架空の丸の内分駐所)に勤務する警察官。警視庁巡査。
- 警視庁鉄道警察隊の副隊長。警視。
[編集] スタッフ
- プロデューサー…中川順平(テレビ東京、#2)、小池修一(#2)
- 脚本…松井信幸(#2)
- 撮影…上赤寿一(#2)
- 撮影協力
[編集] タイトル名・放送日
[編集] 原作との相違
- 主人公の名前は原作では「清村公三(きよむら こうぞう)」。「公三郎」の名は一部作品の解説文に誤記として存在する。所属は同じ東京分駐所であるが公三郎が制服勤務であるのに対し公三は私服捜査員である特務係。家族構成も公三は妻と死別し子供は居ない。原作との間に20年近い時代差があるため、作中で明記こそされていないが公三の方が若く描かれている。
- 原作の橋本警視はやはり公安職員出身で男性と設定されている。
- 公三が私服捜査員であり、かつ鉄道警察隊が実際の地域部でなく刑事部と設定されていることで、作中で発生する殺人事件を捜査本部員として捜査しているが、本作での公三郎は鉄警隊員であることを理由に正式に捜査をすることができない。
[編集] その他
- 山陰放送では第3作を2007年2月8日に、第4作を2007年10月9日の15:00~16:50のBSSアフタヌーンスペシャルの放送枠で初放送している。
- イマジカディーシー21は解散となり、パート4より、株式会社サイドエーにて制作続行