鈴木重好
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鈴木 重好（すずき しげよし、? − 寛永12年9月25日（1635年））は、戦国時代から江戸時代前期の武将。鈴木重時の子。鈴木重辰の父。通称、平三郎、平兵衛。石見守。玄夢斎と号す。鳥居彦右衛門元忠の養女を室とする。
元亀3年（1572年）、武田氏による遠州侵攻では別働隊の山県昌景が信州から南下。三河八名郡に在った居城・柿本城を攻められると譲り渡して、叔父・出雲守が守備する遠州井伊谷の小屋山城へ退く。だが、ここも山県勢の進路であった為に陥落させられると、浜松城に退いた。
やがて、井伊直政が旧領を回復すると近藤秀用、菅沼次郎右衛門忠久と同様に、井伊勢に付けられる。
天正12年（1584年）、小牧・長久手の戦いでは、1番槍を入れた直政の眼前で槍下の高名を挙げた。
慶長7年（1602年）、彦根城普請に勤しんだ。同10年（1605年）には、嫡子・主馬正重辰に譲って隠居した。
ところが、元和4年（1618年）、徳川秀忠により水戸付きを命ぜられると、孫の長松丸（重辰の子）を伴って赴任。知行5千石を給され、水戸の家老となる。
水戸にて死去。戒名は、慈照院殿華翁宗春居士
跡目は、孫の長松丸（のちの鈴木重政）が継いだ。
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