道の駅鯛生金山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
44011 | 鯛生金山 | |
---|---|---|
道路名 | 国道442号 大分県道115号八女小国線 大分県道9号日田鹿本線 |
|
登録 | 第16回・2000年8月18日 | |
開駅 | ||
営業時間 | 9:00~17:00 | |
所在地 | 〒877-0302 | 大分県 |
日田市中津江村合瀬3750番地 | ||
電話番号 | 0973-56-5316 | |
外部リンク | 日田市ホームページ | |
国土交通省案内ページ |
道の駅鯛生金山(みちのえきたいおきんざん)は、大分県日田市の国道442号(大分県道115号八女小国線と重複)および大分県道・熊本県道9号日田鹿本線上にある道の駅。2000年8月18日に道の駅に登録された。鯛生金山跡に1983年にオープンした博物館を中心とした施設で、登録前からの名称である地底博物館鯛生金山としても知られている。
目次 |
[編集] 道路
[編集] 施設
- 駐車場
- 普通車:122台
- 大型車:10台
- 身障者用:3台
- トイレ
- 男:大 8器(3器)、小 16器(6器)
- 女:16器(7器)
- 身障者用:3器(1器)
- 公衆電話
- 公衆FAX
- レストラン「けやき」
- 売店「清流」
- 公園「花の広場」
- 道路交通情報センター
- 博物館 「地底博物館」
- キャンプ場 鯛生家族旅行村
- 自動販売機
- 郵便ポスト(郵便事業日田支店)
[編集] 休館日
- 1月1日
- 2月第1月曜~金曜の5日間は坑内安全点検のため休業
[編集] 概要
1972年に閉山した鯛生金山跡に1983年にオープンした地底博物館等の観光スポットを、道の駅として登録したものである。
中心施設の地底博物館は、鯛生金山の坑道の一部(総延長約110kmのうち約800m)を博物館としたもので、施設内では金山採掘所の資料の展示や発掘現場を見学することができる。坑道には黄金鯛(後述)も展示されている。また、坑道外には、実際に金石を採取できる体験コーナー等も設けられている。
中津江村は2002年の2002 FIFAワールドカップで当時有力候補だったカメルーン代表選手のキャンプ場として注目を浴びたが、坑道外の展示施設には現在でも選手等の記念品や資料が展示されている。
[編集] 黄金鯛
鯛生金山の名は、鎌倉時代に、肥後の豪族菊池氏の娘がこの地に嫁ぐこととなり、菊池氏が祝いに雌雄の鯛を贈ったところ、その鯛がこの地で飛び跳ねて向き合った石に変わり、鯛生石と呼ばれるようになったという言い伝えに由来する。
中津江村では、この言い伝えに因み、1991年にふるさと創生基金の1億円で雌雄一対の純金製の黄金鯛を作って、地底博物館の目玉として館内の坑道に展示していた。
2006年2月12日夜から13日朝にかけて、このうちの雄(約6千万円相当)が盗難にあったが、2007年11月21日に犯人が逮捕された。現在、地底博物館には、黄金鯛のレプリカが展示されている。