超連射68k
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超連射68k(ちょうれんしゃ68k)とは、よっしんによって製作された縦スクロール型シューティングゲーム。 X68000用ソフトとして製作され、後に「超連射68K for Windows」としてWindowsに移植されている。 X68000版はX68000ユーザーに強い支持を受けた他、同人ゲームでありながら、1990年代最高のシューティングゲームの一つとして数えられる事もある。 現在は、X68000版、Windows移植版ともにフリーソフトとしてダウンロードできる。
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[編集] 概要
ショット+ボンバーの2ボタンによるオーソドックスなスタイルであり、ショットには連射機能が無く、自分でボタン連打をしなければならないのが特徴である。タイトルの超連射から、高橋名人ばりの連射が必要と捉えられがちだが、そこまでの必要は無い。特定の敵を倒すと、一発だけ弾を防げるシールド、ショットパワーアップ、ボンバー補充の三つのアイテムが輪になって出現し、状況に合わせてそのうち一つを取得する。アイテムをとらずに輪の中に居ると全てを同時に取得できる。
2周エンド。スプライトダブラー・XSPにより、X68000の仕様以上のスプライトを表示している。これにより大きな敵キャラクターや爆発などの過剰な演出を実現している。XSPは単体でフリーソフトとして公開されている。背景は一枚絵の二重スクロールが繰り返される。
X68000版は早期に公開された開発中のバージョンが複数ある。
[編集] 超連射68kオリジナルサウンドトラックCOMPLETE EDITION
ゲーム中に使用されたオリジナル曲の他、アレンジ曲を収録したCD3枚組、全45曲のサウンドトラックCD。アレンジ曲を実際にゲームBGMとして使用できるデータや未収録曲を収録されたおまけCDもあるため、実質的に4枚組である。
[編集] その他
- ネームエントリー時、空欄にした時に出現する名前は全て東亜プランのシューティングゲーム。ゲーム内容も東亜プランリスペクトがいくつか見られる。
- 音楽を担当したのは、後に巫女みこナースのテーマ曲「巫女みこナース・愛のテーマ」を作曲する柏木るざりん。
- フランスのゲーム専門チャンネルによるSTG特集ドキュメンタリーにて、一瞬だが登場した。
- キャラデータとサウンドを改造した「チョビ連射」というパロディソフトが存在する。