Help:表示ボタン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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標準のスキンでは、MediaWikiのどのページにも、検索(Search)ボタンと並んで表示ボタン(Go button)があります。この表示ボタンの機能は、あるページを直接表示することで、いちいち検索結果のページから選び取る手間を省くことです。言い換えれば、ページからページへ、リンクを辿ることなく素早くたどりつけるのです。
[編集] 使い方
あるページを見に行くには、その名前を検索(search)欄へ記入して「表示」をクリックするだけです。「表示」ボタンの動作は見かけによらず複雑で、以下のとおりです(上位項目で一致しなかった場合のみ次の項目に進む)。
- 記入されたとおりの名前をもつページの存在を調べる。たとえば、Test PageとTest pageは別のページとして認識されます(なお、ほとんどのプロジェクトでは、ページ名全体の(名前空間の接頭辞があればその直後の)1文字目では大文字と小文字を同一視します)。
- 全体を小文字にして試す(1文字目だけは大文字)。仮に「TEST PAGE」と打てばTest pageが該当し、Test Pageは出てきません。
- 単語の1文字目を大文字にして試す。
- 全体を大文字にして試す。
- 「検索」ボタンをクリックした時のように、全文検索を実行する。Help:検索を参照のこと。
この表示ボタンをうまく使えば、各自が最もよく使うページにすばやくたどりつくことができます。また、あいまい検索以外の検索(unambiguous searches)に使うのもよいでしょう。仮に直接一致しなかったとしても、そのまま通常の検索が行われますし、もし一致するページがあれば、直ちに行きたかった所に連れていってもらえます。また表示ボタンの使用はほとんどサーバーに負荷をかけないため、システム負荷の理由で全文検索が停止されている場合にも、通常は使えます。
[編集] 特別な機能
特別な機能のひとつとして、IPアドレスを入れて「表示」ボタンを押すと、そのIPアドレスからの「利用者の投稿記録」が表示される、というものがあります。
MediaWiki:Nogomatchの内容によっては、入力された名前のページがまだ存在しない時に、編集するページへのリンクが出てくる場合もあります。en:MediaWiki:Nogomatchがその例です。この機能の便利な副産物として、interwikiプレフィックスを追加しておけば、他のウィキプロジェクト上のページに簡単にいけるようになるというものがあります。ただしページが存在する場合には、"このタイトルで記事を作成する"というテキストはこのリンクに対して間違った内容になるでしょう。また、このリンクのためのCSSクラスは"ex4tiw"ではなく、"new"です。 *これは、MediaWikiを設定するときに使うパラメータです。