血界戦線
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『血界戦線』(けっかいせんせん)は、内藤泰弘の読切漫画作品である。『ジャンプスクエア』2008年6月号にセンタカラーで掲載された。
作者によるコンセプトは「技名を叫んでから殴る漫画」である。
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目次 |
[編集] 用語
- 血界の種族(ブラッドブリード)
- 吸血鬼。数百年前の昔から歴史の裏で存在していた種族。人間の血液を糧とする。たとえ全身がバラバラになっても時間を経て再生することができる不死身の肉体を持つが、たった一つだけ弱点を持つ。
- 彼らに血液を吸われた人間は首元に刺青のような魔痕(まこん)と呼ばれる痣ができる。最低13回吸血されると完全に眷族となってしまう。しかし、魔痕が首の傷から心臓に達しなければ人間に戻ることは可能。魔痕には数字が刻まれており、それにより現在の段階を判断することができる。
- 牙狩り(きばがり)
- 血界の種族を葬るために編成された教皇庁直属の組織。正式名称は対血界種特別払魔作戦機関(ヤークトクロイツ)。
[編集] あらすじ
暗闇に蔓延り、人間を襲い血液を貪る血界の種族。そして毒をもって毒を制す牙狩り。
現代の日本で血界の種族ウルズーチカ伯爵と牙狩りクラウスたちの戦いが繰り広げられる……。
[編集] 登場人物
- クラウス・ラインヘルツ
- 主人公。牙狩り。通称「クラウス」。
- 鋭い三白眼と眼鏡に、口を閉じても目立つ下顎の犬歯が特徴で、顔が怖い。口調は二枚目だが、その怖い顔で大損している。
- ブレンシュヴァルツ流血闘術の使い手。絶対不可侵の祓魔護符で拳を覆った打撃13式重装密集陣形(フィンガーグリード)と、自身の血液を撃ち込む02式散弾式連突(シュロートシュフィッシャー)という技に加えて、自身が負傷し出血した場合のみ発動する条件発動型超攻撃術式アイン・アムニオン・デス・クルースニクという必殺技がある。
- 元々彼は血界の種族によって13段階中12段階(ドイスブレゼテレア)まで侵された人間ではあったが、ある男性の提案に乗り牙狩りとなった。彼の血液には特別な処置が施されており、その血は血界の種族を滅ぼすことができる対血界種用殲滅兵器である。
- モデルとなったキャラクターは『ナイトスラッシャーズ』という横スクロールアクションゲームの主人公とのこと。
- ギルベルト
- クラウスの執事。浅黒い肌に白髪と口髭を蓄えた老人。顔を含む全身を包帯で覆っているのが最大の特徴で、クラウスと同じく顔が怖い。料理の腕が抜群。
- チェインからは「ギリアム」と呼ばれている。人外の様相だが、作者によると一応人間らしい。
- ウルズーチカ伯爵
- 数世紀に渡って生き続けている男の血界の種族。数多くの兵士(アールマータ)を従えている。
- アイコ
- レイナの義妹。ウルズーチカに騙され、さらわれた。
以上で血界戦線に関する核心部分の記述は終わりです。