菊池淡水
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菊池 淡水(きくち たんすい、1902年 - 1989年)は、日本の尺八演奏者、民謡歌手である。 岩手県和賀郡湯田町(現・西和賀町)に生まれる。本名は滋直(しげなお)。
宮城県出身の後藤桃水に師事。
[編集] 功績
- 昭和25年 日本民謡協会を設立・育成し民謡発展の基礎を作り上げた。
- 日本で民謡を初めて五線譜で表し出版した。
- 大倉喜七郎の肝煎りで考案されたオークラウロ(尺八とフルートを掛け合わせた楽器)の奏者としてNHK交響楽団などとも共演した。
[編集] 逸話
初め横手市で板金屋を営んでいる伯父の所に弟子入りしたが、仕事が嫌で、16歳の時、奉公先から友人の山川商店の息子と二人で逃げて上京。 この後、後藤桃水に師事した。
[編集] 徒然
淡水の威徳を偲ぶ人々の手で、湯田町(現・西和賀町)上野々の銀河ホールの庭に淡水の胸像が建てられている。