若竹七海
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若竹七海(わかたけななみ、1963年-)は日本の作家。東京都生まれ。本名は小山ひとみ。立教大学文学部史学科卒。夫は評論家の小山正。
大学在学中はミステリクラブに所属しており、木智みはる名義で創元推理文庫の折り込み冊子『紙魚の手帳』で「女子大生はチャターボックス」という書評のコーナーを担当していた。大学卒業後5年のOL生活を経て1991年『ぼくのミステリな日常』でデビュー。『夏の果て』(『閉ざされた夏』と改題して93年刊行)で第38回江戸川乱歩賞最終候補。本格ミステリ、ハードボイルド、コージー・ミステリ、ホラー、パニック小説と多彩な作風だが、その中で一貫して人の心の中に潜む悪意を描いているところに特徴がある。
目次 |
[編集] 著作リスト
[編集] 小説
- ぼくのミステリな日常
- 心のなかの冷たい何か
- 水上音楽堂の冒険
- 閉ざされた夏
- 火天風神
- サンタクロースのせいにしよう
- 製造迷夢
- プレゼント
- 海神の晩餐
- 船上にて
- スクランブル
- 八月の降霊会
- ヴィラ・マグノリアの殺人
- 遺品
- 名探偵は密航中
- 依頼人は死んだ
- 古書店アゼリアの死体
- クール・キャンデー
- 悪いうさぎ
- 死んでも治らない
- 猫島ハウスの騒動
[編集] 旅行記
- マレー半島すちゃらか日記 - 加門七海、高野宣考と共著。
- 英国ミステリ道中ひざくりげ - 小山正と共著。
[編集] 脚本
- 毒を入れないで(初演2001年8月:劇団フーダニット。於東部フレンドホール)
- 死がいちばんの贈り物(初演2003年7月:劇団フーダニット。於タワーホール船堀)
- 汽笛が殺意を誘うとき(初演2007年8月:劇団フーダニット。於タワーホール船堀)