芳川村井町 (松本市)
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芳川村井町、大字芳川村井町(よしかわむらいまち 通称:村井)は長野県松本市の南部の地区。1980年代以降南松本の副都心化が進むまでは松本市の副都心として機能していた。現在も松本市の副副都心的な機能を持つ。
長野トマト本社、国立病院機構松本病院、村井病院、イオンタウン松本村井ショッピングセンター(含:マックスバリュ松本村井店など)、泉龍寺、都波岐神社、神明社などがある。また、かつての長野コカ・コーラボトリング(現:北陸コカ・コーラボトリング)本社があった。現在本社は富山県に移ったが、工場が残っている。国道19号沿いに郊外型専門店や複合商業施設が多い。
村井駅周辺は北国西街道の村井宿や村井城があり、古くから町場として栄えていた。ちくま野橋の南側は工場が多い。その他は住宅が中心だが、東部には田畑も見られる。村井は南から北へ村井上町、村井町、村井下町と分かれている。戦後になって下町の北に長丘町、上町の東に若宮などの町が新しくできた。