自治事務次官
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自治事務次官(じちじむじかん)とは国家公務員における官職及び役職の一つ。自治省(現総務省)の事務方のトップ。地方自治庁時代は地方自治次長、自治庁時代は自治次長であった。
[編集] 概要
自治省が地方自治を担当する省庁であったことから、退任後に都道府県知事選挙に立候補をする者も多く、当選して都道府県知事になる事例もある。
また旧内務省であることから、退任後に内閣官房副長官(事務)に就任する者もいる。
[編集] 歴代自治事務次官
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- 鈴木俊一 - 自治庁次長、自治事務次官(自治庁)。公営企業金融公庫総裁、東京都知事。以下、林まで内務出身
- 小林與三次 - 初代自治事務次官(自治省)、日本テレビ放送網社長 読売新聞社社長
- 奥野誠亮 - 法務大臣
- 金丸三郎 - 総務庁長官
- 柴田護 - 公営企業金融公庫総裁
- 細郷道一 - 公営企業金融公庫総裁
- 長野士郎 - 岡山県知事
- 降矢敬義 -
- 宮沢弘 - 法務大臣
- 鎌田要人 - 鹿児島県知事
- 松浦功 - 法務大臣
- 首藤尭 - 公営企業金融公庫総裁。九大法卒
- 林忠雄 -
- 森岡敞 -
- 近藤隆之 - 公営企業金融公庫総裁
- 土屋佳照 - 鹿児島県知事
- 石原信雄 - 内閣官房副長官
- 花岡圭三 - 公営企業金融公庫総裁
- 大林勝臣 -
- 津田正 -
- 持永堯民 - 公営企業金融公庫総裁
- 小林実 -
- 森繁一 -
- 湯浅利夫 - 宮内庁長官
- 吉田弘正 -
- 遠藤安彦 -
- 松本英昭 -
- 二橋正弘 - 内閣官房副長官。最後の自治事務次官