羽海野チカ
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羽海野 チカ(うみの ちか、8月30日 - )は、日本の女性漫画家。東京都足立区出身。東京都立工芸高等学校デザイン科卒業。
目次 |
[編集] 略歴
高校時に漫画家デビュー。卒業と同時にデザイン会社に就職、デザイナー、イラストレーターを経て本格的に漫画を描き始める。また、『SLAM DUNK』、高村薫作品などの二次創作で同人活動をしていた。
代表作は、美大を舞台とした『ハチミツとクローバー』(2005年アニメ化、2006年映画化、2008年TVドラマ化)。愛称は「ハチクロ」。2003年、同作で第27回講談社漫画賞を受賞。ちなみに自身は美大には通っていない。
『ハチミツとクローバー』のあとがきにもあるように、『ハリー・ポッター』と宮崎アニメが好きらしく、自らをオタクと称する。
ペンネームは読みきり作品の『海の近くの遊園地』からとったものである。
[編集] 作品リスト
[編集] 漫画作品
- ハチミツとクローバー
- 詳細については同項目を参照。
- 同作品がアニメ化した際には制作スタッフに「実家の母親が一人暮らしの子供に送る救援物資」のような差し入れをしたとあり、のちにスタッフやキャストに『お母さん』と呼ばれる。
- これが縁となり、番組終了後も友人付き合いが続くことになる。
- 同作品のアニメでは本人のイメージである、くまのキャラクター(通称ウミノクマ)が時々出現していた(声優はない)。例えば第1話でテレビ画面の中に映っていたり、最終話では、はぐみがそのキャラクターの人形を持っていたりしていた。それに限らず、本人のアシスタントのイメージキャラクターも飲み物の缶に載っていたり、お祭の売り物になっていたりもしていた。
- 空の小鳥
- 『ハチミツとクローバー』10巻に掲載されている読みきり作品。YOUNG YOU(現在は休刊)2001年8月号掲載。
- 星のオペラ
- 上記の作品同様、『ハチミツとクローバー』10巻に掲載されている読みきり作品。『ドラえもん』のリスペクトとして、ひみつ道具の一つをストーリーに絡めた作品。COMIC CUE Vol.300!(2003年)掲載。
[編集] 挿絵・イラスト
[編集] 交友
- 『デトロイト・メタル・シティ』や『ササメケ』など多数の他作家の作品の帯にイラストやコメントを寄せている。逆に『ハチミツとクローバー』の公式ファンブックからは高橋しんなど親交が深い多数の作家からトリビュートされている事が分かる。
- 島本和彦の漫画『新・吼えろペン』第29話に、羽海野チカをもじった「陸野地下」(りくのちか)という漫画家が登場する。またその回が収録されている第8巻の帯に応援コメントを寄せており、「燃えよペンから大好きでした」とそれ以前からファンだった事を明かしている。
- 声優の神谷浩史と高橋美佳子とはアニメ『ハチミツとクローバー』終了後も交流を続けている。そして神谷浩史がパーソナリティーのさよなら絶望放送を聞いている。
[編集] 外部リンク
- 羽海野チカ_umino*chika 本人サイト
- Yahoo!ブックス - インタビュー - 羽海野チカ Yahoo!ブックスでのインタビュー
- 羽海野チカ インタビュー/s-woman.nets-woman.netでのインタビュー