総曲輪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
総曲輪(そうがわ)は、富山県富山市の中心部にある町名。町名の由来は富山城の外堀が「曲輪(くるわ)」と呼ばれていたことから。現在は富山市最大の繁華街。
目次 |
[編集] 歴史
前述の通り、元々は富山城の外堀であった。明治時代の初めに外堀が埋め立てられ、浄土真宗の別院を参詣する人々で賑わうようになる。やがて様々な店舗や芝居小屋、寄席などが建ち並び、現在のような繁華街へと発展する事になる。大正時代には全国初の商店街団体「商盛会」も誕生している。
[編集] 繁華街
街の中心部には総曲輪通り商店街、グランドプラザ、総曲輪フェリオなどがあり、賑わいを見せる。3施設はそれぞれ接続している。
[編集] 総曲輪通り商店街
大手通りから桜橋電車通りを結ぶ商店街。1953年に全国では5番目のアーケードが取り付けられた。また、電車通りを挟んで中央通り商店街(さんぽ~ろ)が隣接しており、こちらは1956年にアーケードが設置された。
[編集] グランドプラザ
街中の賑わい広場として2007年9月17日にオープン。様々なイベントに使われている。
[編集] 総曲輪フェリオ
2007年9月21日にオープンした複合商業施設。大和富山店をキーテナントに、多くの専門店で構成される。詳細は記事を参照。
[編集] その他
かつては商店街の東端に西武富山店が所在していたが、2006年3月に閉店した。