給料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
給料(きゅうりょう)は、賃金と同義に用いられることが多い(労働基準法第11条)が、法律上は次のような意味がある。
目次 |
[編集] 法律上の給料
[編集] 民法における給料
労働者及び芸人の賃金に対して、継続的雇用関係に立つ雇人に対する報酬(民法第174条第1項、第2項)。 又は、家族的労務者としての雇人に対する報酬(民法第308条)。
[編集] 地方公務員法における給料
地方公共団体の長及びその補助機関である職員(専門委員を除く)、その他一定の職員に対して支給する給与のうち、諸手当を除いた基本給を給料といい、その額及び支給方法は条例で定めなければならない(地方自治法第204条、地方公務員法第24条)。
[編集] 船員法における給料
船員に対して支払われる報酬のうち、基本となる固定給(船員法第4条)。