素盞嗚神社
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素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)は、社名の通りスサノオを祭神として祀る神社で、日本各地にある。進雄、素盞雄、須佐男などとも書く。「嗚」は「口に鳥(とり)」(鳴)ではなく「口に烏(からす)」(嗚)である。
これらの神社は、江戸時代までは牛頭天王社と称され、牛頭天王を祭神としていた。総本社は京都の八坂神社または広峯神社である。
主な素盞嗚神社を以下に挙げる。
- 素盞嗚神社(広島県福山市) -- 式内社、備後国一宮、旧県社。別名 疫隈國社(『釈日本紀』(卜部兼方 鎌倉時代中期)に引用の『備後国風土記』逸文「蘇民将来」説話)
- 素盞嗚神社(福岡県久留米市) -- 旧郷社
- 素盞嗚神社(兵庫県西宮市)
- 素盞嗚神社(兵庫県宝塚市)
- 素盞嗚神社(兵庫県佐用郡佐用町平福)
- 素盞嗚神社(奈良県生駒市)
- 素盞嗚神社(福岡県八女郡黒木町大字黒木)
- 素盞雄神社(東京都荒川区南千住) -- 旧郷社
- 素盞雄神社(埼玉県飯能市赤沢)
- 進雄神社(群馬県高崎市) -- 旧郷社
- 須佐男神社(静岡県相良町) -- 旧郷社、式内社論社